2017年11月11日

足尾に行ってきました1 銅親水公園

足尾1銅親水公園へ
10/27日光から日足トンネルを抜け、足尾に行ってきました。実に35年ぶり。前回も同じルートですが銅山観光だけをして帰ってきたので、今回は間藤駅の北、銅親水公園方面に行きました。間藤駅をすぎ古河橋をすぎると精銅所の跡が見えてきました。左は渡良瀬川のようです。けっこう深い谷です。

足尾2精銅所跡IMG_8640.jpg 精銅所跡らしきものが見えてきました。

足尾3大煙突 大きな黒い煙突が見え廃墟感が漂います。

足尾4銅親水公園松木村常夜灯 ほどなく「銅(あかがね)親水公園」駐車場に着きました。大きな常夜灯があり、これはこの奥の煙害により廃村になった松木村の人たちの、男体山登山の講の記念塔だとありました。

足尾5砂防ダム遠景 大きな砂防ダムが見えてきました。

足尾7砂防ダム 水量がすごいです

足尾6砂防ダムより下流大煙突を望む 下流には先ほどの黒い煙突が見えます。

足尾8砂防ダム堰堤上より ダムの堰堤まで行くことができます。右端に資料館が見えます。煙害で廃村になった松木村や銅山開発、緑化運動の様子がビジュアルに展示されています。

食堂もあり、そこには緑化運動に尽力した立松和平さんの著書が刊行年順に並べてありました。氏の母方の曽々祖父が足尾の飯場長だったとありました。以前氏も放送で先祖は流れ坑夫だったといっていました。この日は企業の研修らしき人たち、緑化運動の遠足の高校生たちがいてにぎやかでした。


posted by simadasu.rose at 15:28| Comment(0) | お出かけ・栃木県 | 更新情報をチェックする

2017年11月08日

ゴッホ~最後の手紙~(映画)

~なんてったってゴッホの絵が動くのだ!

あのゴッホの絵がそのタッチそのままに動き、糸杉、麦畑、教会、居酒屋のなかでゴッホはもちろん、絵の中に登場する人々、郵便配達、タンギーじいさんなどが動いている! やはり大画面で見たい、と思い映画館に出かけた。

物語はゴッホの一代記ではなく、ゴッホの死から始まる。配達されなかった最後の手紙を、アルルの郵便配達人ジョセフ・ルーランの息子アルマンが宛先の弟テオに渡しに行く。この郵便配達人ジョセフはヒゲの人で、もちろん絵になっていて、ゴッホには好意的だ。アルマンは最初ゴッホにはあまりいい印象をもっていないが、画材やのタンギーじいさん、最後の逗留地のオーヴェルで宿屋やボート屋、赤毛の少年、医師宅の家政婦に会い話を聞くが、皆それぞれ違うことを言い合う中で、ゴッホの人となりを知りゴッホに歩み寄る。最後にガシェ医師に会い、手紙はガシェ医師に託される。

始まりが死後からだが、足跡をたどるうちゴッホの人となり、絵を描く様子が、動くゴッホのアニメーションから立ち上ってくる。このゴッホの絵で動かす、という発想に脱帽。素晴らしい体験をした。アルマンがだんだんゴッホに心を開く様子が、ゴッホの絵が死後世間に受け入れられてゆく過程とも重なってくる。

ゴッホ公式HP 
アニメのための画家は125名、使用された油絵は62450枚。
 →日本人ではただ一人古賀陽子さんが参加。

→古賀陽子さんインタビュー(週プレ)

炎の人ゴッホ [DVD] -
炎の人ゴッホ [DVD] -  1956公開 11/4にNHKBSでやった。こちらは知っている通りのゴッホ像だった。最後は自殺。逆にこの映画やアーヴィング・ストーンの原作でこのゴッホ像が広まったとも。

炎の人ゴッホ (中公文庫) -
炎の人ゴッホ (中公文庫) -  1934初版 アーヴィング・ストーン著

ゴッホの手紙 中 テオドル宛 (岩波文庫 青 553-2) -
ゴッホの手紙 中 テオドル宛 (岩波文庫 青 553-2) -  中巻・下巻が弟テオ宛の書簡集。上巻は親しかった画家ベルナール宛  手紙を読めば自分なりのゴッホ像がつかめるか?

たゆたえども沈まず -
たゆたえども沈まず -  原田マハ著2017.10.25幻冬舎刊 なんと原田マハがゴッホの小説をタイムリーに出版していた。日本人の画商とのつながりを描いているという。読んでみたい。

posted by simadasu.rose at 11:35| Comment(0) | 映画 | 更新情報をチェックする

2017年11月04日

大河直虎がますます面白い

おんな城主 直虎 完結編 (NHK大河ドラマ・ストーリー) -
おんな城主 直虎 完結編 (NHK大河ドラマ・ストーリー) -

大河ドラマ「直虎」が最近ますますおもしろくなってきた。
当初あまりおもしろくなかった。なにぶん教科書に載らない人物でなじみがない、そして主人公が尼さんで衣装のおもしろみが無い。しかし城主となってからはそれなりの衣装になって少しよくなった。そして龍雲丸とのからみ、小野の死、あたりから弱小の領地、弱小の武将たちがいかにして戦国を生き抜き或いは滅びたのかというのがとても面白くなった。

最近は井伊家再興の祖ともいえる直政と家康の関係がおもしろい。井伊家といえば桜田門外の変の井伊大老しか知らない。だから井伊家は絶対断絶しない、というのは分かっているのだが、ちょっと検索してみるとこの直政こそ近世に続く井伊家の要らしい。また草履番のノブも、のちのち出世し、しかしなんと子供は宇都宮釣り天井事件で失脚、江戸時代のビッグイベントの草創期といった感がする。家康も天下を取る前の家康、ということで、「どうしよう?」と素直に悩むあたり、今までのいかにも天下人といった家康像ではないところがおもしろい。

図書館に直虎コーナーがあったので、この2冊を借りてみました。
井伊氏サバイバル五〇〇年 (星海社新書) -
井伊氏サバイバル五〇〇年 (星海社新書) -  1016.10.26 大石泰史著 

井伊直虎 (歴史新書y) -
井伊直虎 (歴史新書y) -  2016.9 小和田哲男著

史料に基づき井伊家のことが書いてあります。なんと両氏とも今回の直虎の歴史考証担当者でした。史実としては直虎は史料が少なく、ドラマのような実態はつかめないようです。

歴史ドラマは作家が少ない資料から想像をふくらませ歴史上の人物を動き回らせているもの、そこが自分の興味と感性に合えばとてもおもしろいものになるということでしょう。、



posted by simadasu.rose at 15:36| Comment(0) | TV番組 | 更新情報をチェックする

2017年11月02日

投資なんかおやめなさい(荻原博子著)

投資なんか、おやめなさい (新潮新書) -
投資なんか、おやめなさい (新潮新書) -  2017.9.20刊

~面倒くさがり屋は貯金?

金融素人にもわかるようにと、かみ砕いて説明してある。なので読後1か月経って覚えているのは、株や投資信託や債券で儲けるにはやはり市場とか勉強して、絶えず市場に目を配り投機の期をはずしてはダメ。

貯金は、いくら利子が低くても積み立てた金額だけは保証される。 この2点が頭に残った。

また、貯金と保険の概念図というのが載っていて、貯金は右肩上がりの直角三角形で、保険は四角形。
これは、保険に加入して1万円の保険料を支払った後直ぐ病気や死亡したとしても、例えば1000万円の死亡保険金は支払われるが、貯金だけの人の手持ちはその1万円だけ。ただし保険は手数料などが差し引かれ、多くの死亡保険や病気保険は掛け捨てが多い、というもの。つまり保険は死んだり病気したりして初めて生きる~まあ、当たり前か、保険は安心をお金で買うもの。お金の運用に保険と貯金を同列にしてはいけない、と。
ラベル:定期預金
posted by simadasu.rose at 15:08| Comment(0) | 本・その他ジャンル | 更新情報をチェックする

2017年11月01日

タクシードライバー(BSで)

タクシードライバー [SPE BEST] [Blu-ray] -
タクシードライバー [SPE BEST] [Blu-ray] -  1976

~若き日のロバート・デ・ニーロの顔のアップがいい

公開は76年。当時、ジョディ・フォスターが少女で娼婦役をやった、ということや、このパッケージに見る、ポケットに手を入れてうつむきながら歩くこの絵も長らく目にしていた。

公開後40経ってやっと見たわけだが、うーん、なるほど、こういう内容だったのか、最後が肩透かし?死んだと思ったら生きていたからか? それで監督のマーティン・スコセッシをウィキペディアで見てみると、「シチリア系イタリア移民の家に生まれ、マフィアの支配するイタリア移民社会で育ったため、その人格形成と作品の双方にはその出自が深く影響し、腐敗した矛盾に満ちた現実のなかでいかに人間としての倫理と善良さを実践できるか、それがしばしば不可能であることの苦悩を追求する映画が多い。また、そのなかでは人間の人間に対する無理解と不寛容の直接的表現として、リアルな暴力描写が重要な位置を占める。」とあった。なるほどこの解説を読むと、そのままこのタクシー・ドライバーに当てはまる。なんか人の解説に頼る自分。それに映画の作られた75年当時のベトナム帰還兵とか、アメリカの世相とかが分かっていた上で映画を見れば、もう少し興味深く見られたかも。

ただしばしばアップになるロバート・デ・ニーロの顔に、いい顔だなあ、と思ってしまった。

タクシードライバー [Laser Disc] -
タクシードライバー [Laser Disc] -  街を浄化しようと決め、アパートで狙撃の練習に余念がない。

タクシードライバー (字幕版) -
タクシードライバー (字幕版) -  そしてモヒカン刈りにして、大統領候補を狙撃しようとするのだが失敗し、家出して娼婦をしている少女に説教しヒモや関係者を撃ち少女を「解放」する。

posted by simadasu.rose at 11:52| Comment(2) | 映画 | 更新情報をチェックする

2017年10月31日

彷徨える河(DVD)

彷徨える河 [DVD] -
彷徨える河 [DVD] -  2016.10公開

~モノクロ画面から放たれるアマゾン川の圧倒的存在

「ブレードランナー2049」を見る前に、あまりよく覚えてない前作「ブレードランナー」をレンタルしたついでに準新作コーナーにあったもの。「彷徨える河」という黒字に白の背表紙を手に取ってみると、アマゾン川を遡る、幻想、モノクロの映像、コロンビア映画とかいう文字が書いてあり借りてみた。

物語は20世紀初頭、ドイツ人の民族学者テオがアマゾン川を調査の途中病気になり、ゴム園の奴隷から救ってやった原住民マンドゥカの案内で、流民のカラマカテに救いを求めにやってくる。カラマカテはコイワノ族がヤクルナという植物を持っていてこれで治るという。ヤクルナはさらに源流にありヤクルナを求め3人はアマゾン川を遡る。

それから数十年後、今度はアメリカ人の植物学者エヴァンがテオの植物の本を元に幻の植物ヤクルナを探しにやってきて、老いたカラマカテにまた案内を乞う。カラマカテはみな忘れてしまった、という。映像はこの二つのアマゾン川のカヌーでの遡りが交互に現れる。

アマゾン川は時には池のように波ひとつなく、ある時は段差で流れが逆巻く。岸には鬱蒼たる密林があり、カラマカテの民族の神話、大蛇(アナコンダ)が空から降ってアマゾン川になったとか、ジャガーの目、とかそれらを象徴的に映し出す。ああ、白黒でよかった。蛇のヌルヌルとか密林の湿度、アマゾン川の濁った色、それらがみなモノクロである。大半の原住民の村はゴム園の開発で崩壊し、自身は農園の奴隷となったり、金が入ることで、それまでの平和な生活が白人によって覆されている。キリスト教の伝道も曲者で、親を亡くした子供たちを修道院に集め自らの言語を否定し、「正しい」白人の価値観を「伝道」している。

これらが、二つの時空の、二つの船での遡流でカラマカテの視点から映し出される。カラマカテは「動物はジャングルのもの」という。植物も同じだ。その禁忌を犯した時、原住民の村は崩壊する。崩壊してもそこに流れるのはアマゾン川。アマゾン川の中にあって人間カラカマテは点でしかないが、圧倒的な存在感で迫ってくる。若い時、老いた時、どちらの俳優もかっこいい! しかしこのカラマカテの世界がコロンビア人と呼ぶヨーロッパ世界によっていやおうなく崩されてしまってくる様がモノクロの画面から発せられている。

これを見ている自分は傍観者と言えばそうだが、圧倒的なアマゾン川の力と、悲しい民族の時空をモノクロの画面から受け取った。

彷徨える河 公式サイト

シーロ・ゲーラ監督 インタビュー 1981コロンビア生まれ。コロンビアは国土の半分をアマゾンが覆っているが、コロンビアで生まれ育った自身でさえ知らない事がたくさんあり、秘境とよばれるところがまだある。そこを知りたいと思ったのがこの映画を作ったきっかけだ、という。

アマゾン川を調査した実在の二つの手記を元に作られたとあります。

テオドール・コッホ=グリュンベルク ウィキペディア ドイツ語なのでわかりません。

アリ・ババ39ブログ  アリ・ババ39さんのブログに物語の元となったグリュンベルクとシュルテスの経歴が書いてありました。これによるとグリュンベルクがアマゾン川支流ネグロ川を調査したのが1902-05、シュルテスがアマゾン川を調査したのが1941だとあります。ドイツ語のウィキの「Von 1903 bis 1905 erforschte er den Yapura und den Rio Negro an der Grenze zu Venezuela (nordwestliches Amazonasgebiet). 」がなんとなくそうか。

なんとシュルテスは
図説快楽植物大全 -
図説快楽植物大全 -  アマゾンでこんな本が手に入り、ここに映画で追い求めた「ヤクルナ」も載っているか?
ラベル:アマゾン川
posted by simadasu.rose at 12:17| Comment(0) | 映画 | 更新情報をチェックする

2017年10月25日

ナミヤ雑貨店の奇蹟(映画)

山下達郎はすごい!

モチーフとなる第一の若者のギターの弾き語りはメロディが残らず、次の若い女の子の歌唱で、あれ、いい歌かもと思い、最後のエンドロールでの山下達郎の歌声で、歌詞の内容とも相まって力強い歌声に達郎ってすごいんだ、と唸った。山下達郎はFMの自らの番組はドライヴ中によく聞いていて人柄には好感を持っていたが、歌は積極的に聴いたことは無かった。改めて息長く人気のあるのが理解できた感じ。

【早期購入特典あり】REBORN(特典応募券付“CDサイズ"ジャケット絵柄ステッカー付き) - 山下達郎
 REBORN 山下達郎 なんとこの映画のために書き下ろされた50枚目のシングルということだ。なるほど映画に合ってるわけだ。

肝心の映画の内容は、やはり「REBORN」この歌に尽きるか。原作も読んでいず映画の前知識も無く、家人に誘われるまま観に行った。ラストは或いは若者3人が駆け出したとたん時空がクロスして消滅か死かなんていう結末もありかと思ったが、やはり幸せになるこれがいいんでしょうね。「黒笑小説」とかブラックな中にもやさしさがあるのが東野圭吾か。できすぎ、つながりすぎ、いい話過ぎ、と頭で思っているのに涙が出てきてしまうのでした。

東野圭吾の実家は時計屋さん。この映画に示されているような雑貨店や魚屋や飲み屋などがある自ら育った商店街をイメージした小説なのかなと思う。
 →東京雑社blog に東野圭吾の育った商店街の写真がありました。奇跡の起きた、そしてジョンの死んだ1980年12月は東野氏は22歳頃。ちょうど映画の魚屋の息子と同じ年頃だ。氏は電機関係の会社に就職するが稼業の時計屋を継ぐとか、この映画の魚屋の息子に自分を重ねる部分もある?

ナミヤ雑貨店の奇蹟 (角川文庫) -
ナミヤ雑貨店の奇蹟 (角川文庫) -  単行本は2012.3刊

posted by simadasu.rose at 17:43| Comment(0) | 映画 | 更新情報をチェックする
レンタルCGI アクセス解析 with Ajax Amazon