2007年12月09日

スプラッシュ

スプラッシュ 特別版

1984年作。BSでやってたのを実は途中半分くらいから見たのだが、人魚の足が(人間になった時)細くてきれいなのと、トム・ハンクスがあまりに若くて別人のようだったので思わず見てしまった。
細い、体も顔も。実はトム・ハンクスとは同級生(って年が同じ)なのだ。あの「ダ・ビンチ・コード」ではえぇー というくらいの年とった教授ぶりだった。84年といえば27才。このスプラッシュでは20才位の雰囲気がする。「フォレスト・ガンプ」は94年(37才)「ダ・ビンチ・コード」2006年(49才)
うーん、変わるもんだ。
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2007年12月04日

続・三丁目の夕日

見てきました続編。
どうかなー と思ったけどなぜかまた涙が出てきてしまった。そう悲しくもないんだけど昔風の映像みるとこの頃そうなってしまう。ツボを押さえてまとめてあります。

一番おもしろかったのは、鈴木オートにやってきた一平くんのはとこの美加とのちょっとしたいさかいに「スイマセーン」と手を額にやってあやまると、お父さんが「サンペイじゃなくあやまれ!」と言う所。ああ、三平ってけっこうテレビに出てたよなあとなつかしかった。

一平は団塊の世代でお父さんは戦争に行っている。今回も戦友会に行くエピソードがあった。昭和20年代生まれの子と親の世代が間に戦争が入って一番育つ環境に違いがあるのでは?などと思った。

前回のはマンガで読んだエピソードがけっこうはっきり分かったけど今回のはあまり分からなかった。そうしたらちゃっかり
三丁目の夕日 映画化特別編 続 (2) (ビッグコミックススペシャル)
映画に合わせて再編集したものが出ている。

実際に読んだのはこちらのムック版「特選三丁目の夕日/東京タワー (My First Big SPECIAL)」
特選三丁目の夕日/東京タワー (My First Big SPECIAL)
これはコンビニで売ってる安いヤツ。こちらも続編に合わせたエピソードをまとめてある。前にも言ってるがマンガはカラッとしている。それに茶川さんはジイサンである。このエピソードでは児童文学賞に落ちてなんと「エロス文芸大賞」を獲ってしまっている。

まあしかし映画ではヒロミが戻ってきてよかった。

映画HP
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2007年11月20日

インランド・エンパイア

INLAND EMPIRE

「マルホランド・ドライブ」がおもしろかったので、マルホを上回るリンチ世界~という新聞紹介記事を見てあの世界にも一度浸れるのかと思い見たいと思ってました。その記事も忘れかけた今月、わが県でもひっそりと?上映されてたのでした。

なんと最初5分遅刻してしまったのですが、いきなり入ってきたなんとも「個性的」な老婦人のドアップの顔。すごい顔でした。まゆげの位置が個性的。

主演女優の顔、よーく見ると「あまり美人じゃない?」でも口元と顔全体の雰囲気はなんとも魅力的。いや随分昔どこかで見た顔。と1時間くらい経ってから「アっ、ジュラシック・パークだ」とやっとすっきり。この映画情報は新聞の記事紹介のみでHPもなにも事前に見ていかなかった。劇中劇とポーランド、がキーワードとしてあったのみ。

前半は現実と虚実、今日と昨日、明日といった錯綜がマルホランドドライブと同じような浮遊感にも似て映像を楽しんだのだが、途中から少しだれてしまった。うさぎ人間と若い女性たちがなんとも映像的にしっくりこなかった。マルホランド・ドライブが最後でなんとなくあ、そうか という落着があったけど、なんかこれは行きっぱなし、みたいでよくわからない。・・それにきれいな女優さんを見たい~ 前半の映画の撮影シーンのローラ・ダーンはすごく輝いていた。

デビッド・リンチは一旦美しくとりながら堕ちた女性を撮りたい人なのか。マルホランド・ドライブでもナオミ・ワッツの美しい姿と最後の姿がものすごい落差だったが。。

しかし、なんとエンドロールになったら、「JEREMY IRONS」と出てきたではないか。ええーっ どこに出てたの?(役名まで読めなかったし役名も覚えてない) なんとしたことか全然気がつかなかった。後でHPをみるか、いやパンフにはなにか一言あるかもと思いすごーく高い壱千円也のパンフを買ったのだがHP以上のことは何も無かった。監督役だったのだが・・ 髭のせいかなあ、それとも最近顔を見てないせいなのか、昔のイメージの面影はない。まあ役作りなんだからそれでいいのか。

音楽が1つだけ重い現代プログレ風のがあって面白いと思ったのがあった。パンフをみたらベックの「ブラック・タンバリン」(アルバム「グエロ」)か、ポーランドの作曲家クシシュトフ・ペンデレツキのものらしい。

INRAND EMPIRE のHP
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2007年08月29日

ヤン・シュヴァンクマイエル

新聞とネットでたまたま目に入ったアーティスト。
ヤン・シュヴァンクマイエル チェコの映像作家。

日経BJによると雑貨や料理、映像でチェコが注目らしい。

今日の日経夕刊に「ヤン&エヴァ シュヴァンクマイエル展」なるものの記事。白黒のちっちゃな絵がなにかおもしろそう。

でネットで調べたら9/12までラ・フォーレ原宿で展覧会をやってるら
しい。

ヤン&エヴァ フヴァンクマイエル展HP 会場と展示の絵がみられます

フジTVアートNET ヤン氏は映画のほかに画も書くらしい。夫人のエヴァさんの絵が何点か見られます。

過去にも展覧会があったらしい
新根津美術館 2005年11月

神奈川県立近代美術館 2005年10月 →展示

シュヴァンクマイエル映画祭in葉山 上の展覧会中にやったらしい

映画にはポーの「振り子」とか「アッシャー家の崩壊」などもある。
エヴァ夫人の「ヴィーナスの誕生」をもじった「ヴェノウシュの誕生」など興味深い。

ウィキペディア 映画の一覧あり
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2007年08月27日

晩春・麦秋(DVDで)

原節子の魅力にとりつかれて「麦秋」と「晩春」を続けてみました。

「麦秋」は北鎌倉を舞台に、婚期を逃しかけている娘(原節子)をめぐって心配する兄夫婦(笠智衆&三宅邦子)や両親(菅井一郎&東山千栄子)らの家族劇。

「晩春」はやはり鎌倉にすむ父と娘の物語で、北鎌倉に住む大学教授(笠智衆)が、婚期を逃しかけているひとり娘(原節子)を、寂しさをこらえて嫁に出すまでの物語。

この二つどうも筋が似ていてどっちがどうだったか時間が経つとごちゃごちゃになりそう。「麦秋」では親、兄夫婦と大家族で暮らしている、杉浦春子が近所のおばさん役。「晩春」は父子二人暮しで見合いをする。杉浦春子が父の妹役。

「東京物語」ではなんだかいやな長女役だった杉浦春子。ところが「麦秋」では近所のおばさん役でこれがなんだか役柄もやさしい役でとてもよかったのだ。「晩春」では笠智衆の妹役でこれもけっこうコミカルな感じ。杉浦春子って演劇界の大御所という言葉以外あまりよく知らないのだが、とにかく演技はうまいし彼女がいることで画面がぴりりとしてくる。

三宅邦子がどちらにも出ているのだが「晩春」での未亡人は原節子とはまたちがった美しさだ。昔の女優さんってきれいなんだなあ。

「麦秋」で田舎に帰った夫婦に「わしたちは幸せなんじゃ」とまた言わせてるなあ、と思ったら、「東京物語」「麦秋」「晩春」と制作年代とは逆に見てしまったのだ。2作目の「麦秋」で老夫婦が二人になって「幸せなんじゃ」と思い込もうとするのを「東京物語」で発展させたのだった。


晩春 [DVD] COS-021

晩春 [DVD] COS-021

  • 出版社/メーカー: Cosmo Contents
  • メディア: DVD

1949



麦秋 [DVD] COS-022

麦秋 [DVD] COS-022

  • 出版社/メーカー: Cosmo Contents
  • メディア: DVD

1951


ラベル:原節子
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2007年08月11日

東京物語(DVD)

東京物語

そろそろ子育ても終盤に近づき子供達のいないさみしい日々。
東京にいる子供達を訪ねて、やがては結局夫婦二人なんですね、という内容だというのは知っていたので、見てみました。

何年か前確かNHKでドラマ化された時には見ていたのですが、その時は舞台がそのドラマ化された時代(昭和50年代前後?)でした。

これは昭和28年作。映画はこの28年設定で作られていると思うのですが、28年時点で、老夫婦の会話で「まあ子供に少し不満はあるが・・なんか思ったほど出世してないが・・思ったほどわし達にやさしくないが・・とにかく元気でやってるし、わしたちは幸せじゃよ、いや幸せなんじゃ」と言わせている。それが以外でした。自分の感覚だと昭和20年代はまだまだ親子関係は封建的な意識が色濃く残っている気がしていたからです。まあ生まれる前だからそう勝手に思い込んでいるだけかもしれませんが。

妻は68。夫は70だとして計算すると・・笠智衆演じる夫は明治16年生まれの設定だ!なんと自分の祖父とほぼ同じだ。100才で死んだ祖父は専業農家の「家長」であった。墓石に天保の文字が見える父の実家のその家では昭和40年代まで祖父を頂点として、その息子、またその息子、またその子供達、の4世代で暮らしていた。長男は家を継ぎ祖父が頂点にいた。ここ10年ひ孫夫婦は家を出て行ってしまい、孫夫婦2人暮らしだ。映画の世界とは40年遅れている。

訪ねてきた親の扱いに戸惑う子供たち、そしてその子供たちを受け入れる夫婦を描いた、それを昭和28年に描き出したのがすごい。当時の観客はそれを受け入れたのか?

杉村春子がどうしても子供に見えない。笠智衆(1904生まれだから当時49才だ)と夫婦か妹に見えてしまう・・なんだ杉村サンは1906年生まれだ!。山村聡も長老役でしか知らないが若い。三宅邦子がホントに若奥さん風・・オロナイン軟膏の着物の奥様しか知らなかった。女優はみな美人。特に原節子、初めて見たが騒がれるわけが分かった気がする。華がある。

原節子 1920生まれ。この映画の時は33か。イングリット・バーグマンを思い浮かべました。
 ウィキペディア 
映画ありき 原節子のページ 出演作、関連本などすごく詳しい。写真たくさん。
 作品リスト(お気楽映画事情) 画像あり

 キネ旬DB 原節子

原節子―伝説の女優 (平凡社ライブラリー)
原節子―伝説の女優 (平凡社ライブラリー)
 





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2007年08月10日

ブラック・ダリア(DVDで)

ブラック・ダリア
ブラック・ダリア コレクターズ・エディション 2枚組


謎の惨殺殺人、黒、エルロイ。
ジェイムズ・エルロイは自伝「わが母なる暗黒」がとても強烈で興味を持ったのですが、なぜか小説はを途中で読み進められない。これも途中で挫折した本なので映画なら、と思って見ました。

エルロイは少年時代、母が殺され犯人がわからないまま。「わが母なる暗黒」にはその母の遺体の写真が載っていた。といってもワンピースをきて女性が横たわってるもののように記憶している。

ブラック・ダリアもその記憶を反映させたもの、ということですが、
その遺体の場面の頬の白さはやはり自伝の写真を彷彿させました。

全体に画面が暗くて、それを際立たせるかのようなスカーレット・ヨハンソンの白い肌と金髪。ブラック・ダリアの謎が分かってしまえば割と肩透かしな感じがしないでもない。氷のボクサー役のジョシュ・ハートネットがかっこよかった。

ジョシュ・ハートネット 見たら「パラサイト」に出ていた。自宅で化学実験室をしている高校生の役。


映画HP

わが母なる暗黒
わが母なる暗黒
 表紙にも母の発見写真がありました。


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2007年06月14日

ティファニーで朝食を(BSで)

ティファニーで朝食を
ティファニーで朝食を
 1961

めずらしく家人が見たいというので。有名な映画なのに二人とも見たことがなかった。こういう映画だったんだ。
ヘプバーンってこういうしゃべり方するんだ。それとも役に合わせたのか。

なにか筋は退屈。作られた61年当時のアメリカの状況なのか、田舎から都会へやってきて一旗あげたい女の子、しかも14で後妻になった、などという現実がけっこうあったのか。そういう女の気持ちはけっこう現れてたと思う。

パーティの場面は「皆殺しの天使」という映画をちょっと思い浮かべたが、「ティファニー~」の方が先に作られてる。

しかしヘプバーンの容姿とファッションを存分に楽しめたから、やっぱり見終わった充実感はあった。・・・ヘプバーン170cm。うむ身長はほとんど同じなのだが。。 華奢と骨太、の違い以上ではあるな。ま較べるほうが間違ってるか。

私のこだわり人物伝 2007年4-5月 (2007)
私のこだわり人物伝 2007年4-5月 (2007)


HNK教育でこの4月から5月に放送されたらしいが、ヘプバーンとマイルス・デイヴィス。その活字版。ヘプバーンについて講談師の神田紅が語ってるのは「骨の色気」なるほどと思う。これによるとこの映画、マリリン・モンローも候補にあがってたらしい。モンローだったらまったく別物になってただろう。ファッションがまず違うだろうな。ヘプバーンのファッションショーの感のあるこの映画だが、モンローだったら服はただの布切れになり肉体が前面に出るのかも。

あと、あのアパートの日本人は何? チビ、出っ歯、メガネ、カメラを体現させてるが。なぜに日本人? アメリカをばかにするイギリス人とか、陽気なイタリア人とか という設定もありだと思うが。

ティファニーで朝食を
ティファニーで朝食を
 
原作の文庫本もヘプバーンになってる。原作とはだいぶちがっているらしいが。。
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2007年05月19日

バベル

「バベル」見てきました。
3つの場所で起こってることが最後には一つにつながってくる。的は一発の銃弾。
新聞の映画評で見終わってあまり気分がよくない、と書いてあったが確かにあまりすっきりしない。

夫婦関係を立て直そうとモロッコにやってきた夫婦と銃をもった羊飼いの兄弟。その夫婦に雇われている不法労働のメキシコ移民の女性と親戚。銃の持ち主であった父と女子高生。

一番光ってたのは菊地凛子か。オスカーの授賞式でのドレス姿をみるとあまりきれいな人との印象は受けなかったが、高校生役の彼女は光っていた。しかし役どころはやるせない。「氷の微笑」で警官との取調べの場面でシャロン・ストーンが足を組みかえる場面は見えるのは太ももまでである。しかし姿勢は「どう? ふっ」という自信に満ちた挑発である。それに対しこちらは「怪物」なのだ。

メキシコ移民の女性子守とその家族の場面、それがメキシコ社会の典型ではないのだろうが結婚式の風習とかラテン系の考えは遠いところにある。

同じ監督の「アモーレス・ペロス」も劇場でみたがどうもこの3つの場面を合わせるというのは疲れる。

バベルHP
コミュニケーションを描いた映画だったのか・・ 
バベルの塔のいわれの前知識があったら違った見方ができたのかも。
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2007年05月18日

ラルジャン(BSで)

ラルジャン
ラルジャン


なにげなく見始めて消すタイミングが無く夜中の2時まで見てしまった。新聞の番組欄で「1枚の偽利札をつかったことから転落する青年、トルストイ原作」というのは見ていたので、ああ転落するんだなあというのは分かっていたのだが、思ってもみないすごい展開。

「利札」というのはお札ではなくクーポンとも呼ばれると検索には出てくるけど、よくわからないがお札ではないけどお金の役目は果たすものらしい。やけに大きい紙だった。

原作はトルストイというからには電気のないロシア時代が舞台なんだろうが、映画では作られた80年代と思われるフランスが舞台になっている。街並み、ドア、家具調度、オートバイ、囚人服、囚人、監視、犬までも色彩、形がスタイリッシュ。セリフや場面展開が唐突で直前まで見ていたBSデジスタのアニメーションを思ってしまう。

偽札は3つの場面で出てくる。最初が小遣いの足りない学生と偽札をなぜか持っていた友人。2つめがそれを使ったカメラ屋。3つめがカメラ屋に給油にきた主人公でおつりに渡されてしまう。

それぞれの場面で出てくる人たちも少しずつ偽札にかかわったことで人生がぶれてくるのだが、一番振幅の大きいのがまったくのぬれぎぬをきせられた給油していた主人公。あれよあれよというまに、ちょっとしたことがきっかけで監獄に入れられ最後には殺人まで犯してしまう。最初のきっかけをみると、こういうのも「バタフライ・エフェクト」というんでは?などと思ってしまう。
1個のパンから人生が変わっていったジャン・バルジャンは最後に救いがあったと思うが、こちらには無い。

最後の場面では現実に起こってる殺人事件をもちょっと思ってしまった。

ラルジャン キネ旬DB

原作本「トルストイ全集 10巻」河出書房新社 1973 品切れのようです。図書館へ。 



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2007年05月17日

マイアミ・バイス(映画)

マイアミ・バイス
マイアミ・バイス


サントラ盤を聴いたら映画も見たくなって見てみました。サントラ盤はモグワイが入ってるので買ってみたのですが、CD1枚全編なにか哀愁・・ ちがうな 荒涼・・ちがうな ぴったりな言葉がなかなかみつからないが、このDVDのカバー絵とほぼ同じジャケットの濃紺の寒冷なイメージを受けたのだ。

映画がどういうものなのかまったく知らないで見始めたが、30分くらい退屈で眠気がおそう。サントラ盤で耳に残った曲がモービーとモグワイだったのでそれが使われてると、ああ出てきたと覚醒する。

レンタル屋さんでのコピー文句が「この映画はハードな中にも恋愛がほどよくミックスされてそれがうまくいっている」というもの。麻薬の潜入捜査官を描いたものだというのが見始めて分かった。筋の進み具合でさてうまく潜入して暴けるかどうか、という興味は出てきたのでなんとかみ終える。

主役のコリン・ファレルは「アレキサンダー」で大王役をやった人だが、大王役の時よりはこちらの方が決まってる。顔をみてるとプラット・ピットのそっくりさんという気がしてきて、それがかえってあだになってるんじゃないかと思えてくる。

で最後におまけの監督や俳優インタビューを見たら「潜入捜査官」について語られていて、この部分を見たら見終わったばかりの映画の場面が生き生きしてきた。また南米で通りを歩く場面はセットではなく本物の通りで、その撮影場面もまた映画を少し面白く感じさせた。しかし二人の捜査官それぞれの女性との場面はなんだかよけいな部分な感じも。まあドンパチだけじゃやはりつまらないのかもしれないけど。

なんだか解説をみたら、おもしろく感じた、という不思議な映画でした。
サントラCDの濃紺の寒冷な印象というのは、リラックスしない、どこか高みから見てる感じなのだが、映画も主人公たちがうまくいくかどうかこちら側で見てる、という感じなのでそこが合ってるのかも。

コリン・ファレル マイノリティ・リポートにも出ていたのか。 ブラッド・ピットに似てると思うんだけどナ。

マイアミ・バイス (ヤフー映画)
マイアミ・バイス(USオフィシャルページ)

コン・リー コリン・ファレルの相手役。「2046」の時より若返ってる。役のせい?


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2007年05月04日

金田一耕助の映画(BSで)

金田一耕助の事件匣 市川崑×石坂浩二 劇場版・金田一耕助シリーズ DVD-BOX
金田一耕助の事件匣 市川崑×石坂浩二 劇場版・金田一耕助シリーズ DVD-BOX


月曜から4日間、BS映画劇場で見る。
「悪魔の手毬唄」「獄門島」「女王蜂」「病院坂の首縊りの家」とこの制作された順番での放送。やはりヒット・話題作だけあって飽きさせない作り。

当時まったく見なかったので初めて見た。横溝正史というと「八つ墓村」は前にTVで見たことがあったのだが、ショーケンと小川真由美が印象的なそれは野村芳太郎監督だった。どうりでこの市川昆のとは全然ちがう。

なんといっても収穫は轟警部ではないか。マンガ「名探偵コナン」はこの市川昆監督の金田一シリーズがベースになっているのでは? 加藤武演じる轟警部の「よし、わかった!」と拳を打つ的外れの推理はコナンの毛利小五郎だ。見ながら「眠らせてやれー」と笑ってしまった。

4作とも時代が昭和20年代後半。しかし最初の1作目、仁科明子とか大和田獏とか(なんと)北公次! たち村の若者が出てくるシーンは昭和40年代?撮影当時に設定してある?と思ってしまった。髪形が撮影された当時のままじゃない? 昭和20年代はああいう髪型はしてないんじゃないか。

筋はおどろおどろしい血族の因縁と、旦那が女を意のままにしてその結果の因縁の子のめぐる因果、と設定はどれも同じようだが、それはさておき4作まとめて見ると、今は大物になってる俳優の若い頃が見られる、というのが21世紀にこの映画を見る醍醐味かも。

佐久間良子、司葉子は存在感がありますねえ。桜田淳子も意外。「ペイパー・ムーン」の歌が聴こえてきた時はアイドル時代に比べすごく上手かったので吹き替えしてるんじゃないかと思ったくらい。演技もよかった。

あと「悪魔の手毬唄」の手毬唄を歌うおばあさん。原ひさ子。これはこれぞニッポンのおばあちゃんという感じ。歌を歌うしぐさもいい。若い頃はさぞかしきれいだったのかな。・・とこの原ひさ子さんの名前を調べるのにキネ旬のデータベースを見たら、なんと1961年にも作られている。金田一は高倉健!

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2007年03月10日

ゴッド・ファーザーⅠ、Ⅱ(BSで)

ゴッドファーザー
ゴッドファーザー
 ゴッドファーザー PART II
ゴッドファーザー PART II


発表当時一世を風靡したかの「ゴッド・ファーザー」 制作後30年以上を経てやっと見ました。72年当時「ゴッドファーザー愛のテーマ」がラジオから流れ、アンディ・ウィリアムズの日本語バージョンまでけっこう耳にしました。TVで宣伝映像もけっこう見ていて結婚式とベッドに血まみれの黒い動物のあるシーンが印象に残ってます。黒い動物は牛かと思っていたら馬だったなど30年以上経って見て初めてわかった事実もありました。また何故「愛のテーマ」なのかも映画を見てわかりました。

さて夕食を終えた9時、まあ見てみるかと軽い気持ちで見始めたらもう画面から目が離せませんでした。なーんだこれはアメリカ版山口組物語?しょせんヤクザの内輪もめだよなとドンパチ場面が出るたび思うのですが物語が進んでいくにつれ高まる高揚感、見終わっての充実感と余韻。これはなんなんだろう。

Ⅰを見て、あの終わりのアル・パチーノの大写しを見るとさてⅡは?と見てみたくなった。レンタル屋に行ったらなんと200分。躊躇していたらなんとⅡも放映してくれました。

これまたⅡは初代ドンの生い立ちと二代目ドンがうまく配置され、一代目の来し方、現役2代目の臨場感がマッチしてまたしても200分がちっとも長くない。

シチリアの茶色い風景と移民団、イタリア人街、新婚当時のつましいけど幸せそうなアパートでの食事風景が、2代目ドンの広大な豪邸と1代目を失って変わっていく人間関係にからまる。ヤクザが舞台にはなっているが家族の物語として引き付けるのだろう。なぜ初代ドンはヤクザの道を選んだのか?選ばざるをえなかったのか?そこらへんは寡黙にしてよくわからないが、そう進んだということだ。それをロバート・デ・ニーロが寡黙に演じる。

でもまたしてもアル・パチーノの顔で終わったⅡ。ついにがまんできなくなってキネマ旬報DBでⅢのあらすじをみてしまった。ふむふむそうなのか。 という次第です。
Ⅰを見ている間じゅうアル・パチーノの姿を見るたび似たような背の低い俳優がいたよなと頭のなかに浮かんでその名前が出てこない。また榊原郁恵の歌に「アルパチーノなんとか」っていうのがあったな、なんていうのも思い出してしまう。ちなみにダスティン・ホフマンだった。

映画では秘密の話になるとイタリア語で話す場面も出てくるが、
やはりNYでのイタリア移民の子が主人公の本「スリーパーズ」でも母親がイタリア語しか話せない設定だった。(映画は~「スリーパーズ」なんとそこに若き日のドンをやったR・デ・ニーロが出ていた)

ゴッドファーザー〈上〉
ゴッドファーザー〈上〉
 本を読めばなぜマフィアになったか分かるのか?

シチリア島にも興味が湧いたが、実際に行った人のblogもあった
 普通の街だった 危険な街だった とよくわからない。ツアー情報だと島西部のコルレオーネ村はなかなか個人では行けないとある。 

ゴッドファーザーデータベース すごい! 細かい所がわかった。隣に住んでた人がいけなかったのか。

アル・パチーノ シシリー移民の子としてNYで育ったとある。親の職業はともかく役柄設定と同じだったわけだ。

アル・パチーノ関係blog記事 映画のアングルについての面白い考察と俳優の身長サイトへのリンクが。168、163とか諸説あるようですがどうなんでしょう。画面での手足の長さの印象からすると165位? この身長サイトみると西欧系俳優は女性はおおむね160-170、男性は175-188位が大半でそれ以外だと大柄・小柄となるようです。日本人よりおおむね10-13cm大きいわけだ。

榊原郁恵の曲は「アル・パシーノ+アラン・ドロン<あなた」でした。曲がはやった当時A・パチーノを知らなかったのであまりぴんとこなかったが、ゴッド・ファーザーでのアル・パチーノの眼光はすごい。

ロバート・デ・ニーロもかっこよかったな。
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2007年02月25日

バタフライ・エフェクト(DVD)

バタフライ・エフェクト
バタフライ・エフェクト プレミアム・エディション


お店で「マルホランド・ドライブ」の隣にあった。宣伝文には5回過去を繰り返す男、とあったので「リプレイ」みたいなやつかと思った。「リプレイ」は10年?位前、堂本剛と遠藤久美子で題名を変えて日本TVでドラマをやっていた。それがけっこうおもしろかったのでその手の、タイムトラベルSFかと思ったのだ。レンタル店でのコーナーが「ミステリー」だったので変だなあとは思ったのだが。。

最初からそういう先入観で見てしまったので、なんか変だ変だと思いつつ、中ほどになってミステリーコーナーにあったわけが納得してきた。まあSFといえばいえなくもないのだが。自然界の一つを変えると効果が思わぬところに波及する、というカオス理論・バタフライ効果を映画に応用した、とか後知識で分かったが、見てるうちになにか訳が分からなくなってくるような感じは「マルホランド・ドライブ」に似ているけど二つを較べるなら「マルホランド・ドライブ」の方がいいな。

リプレイ
リプレイ
 本では43才のニュース・ディレクターだけどTVでは堂本クンだったので大学生だった。→「君といた未来のために」というトラマだった。

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2007年02月17日

マルホランド・ドライブ(DVD)

マルホランド・ドライブ
マルホランド・ドライブ


監督とか出演俳優とかほとんど知識無しで見た。「ブルーベルベット」は見たことがあったが、あやふやな雰囲気と映像の色の暗さが似ている。

ドライブ中、殺されそうになる女がとある屋敷に逃げ込み気がつくと記憶が無い。そこにたまたま泊まりにきた女性と謎を解いていくといった始まりだが最後に来てつじつまが合うような合わないような。しかしこの映画はそんな筋より、ナオミ・ワッツとローラ・エレナ・ハリングの二人の女性を楽しむ映画。

ナオミ・ワッツが希望に燃えた俳優志願の時は素晴らしくきれいだ。化粧と心持であれだけ変わるんだと日常のわが身のいずまいも気をつけようなどと思ってしまった。

対するローラ・エレナ・ハリングはなんとも妖艶だ。これぞ女優だ、という非日常の存在感。

ナオミ・ワッツ シネマトゥデイの記事

ローラ・ハリング ウィキペディア ヤフー映画 自身のページ
デビット・リンチ シネ・マガジンの記事

マルホランド・ドライブ
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2007年02月16日

日本以外全部沈没(DVD)

日本以外全部沈没
日本以外全部沈没


タイトル通り、日本以外の陸地が全部沈没してしまって、各国から日本に難民がやってくる・・ というもの

原作は筒井康隆の73年発表のものですから、有名人の登場人物は現代に置き換えてあります。なにせ原作での登場人物の半分以上は亡くなってしまっている。

なんというか、随所に挿入されてる原作には無い映画オリジナルの皮肉とパロディはけっこうおもしろいです。絵本の「てぶくろ」などの伏線は知っていればこそ。なんといっても最後の北朝鮮のところが一番光ってるかな。中国と韓国の靖国参拝も今だからこそのエピソードでしょう。外国の人がみたら怒るだろうなあという場面満載だがそれを超えてもっと猥雑でハチャメチャなパロディにしてもよかったのにという気もする。

しかし、98分は長すぎる。半分で仕上げたらよかった。

てぶくろ―ウクライナ民話
てぶくろ―ウクライナ民話


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2007年01月22日

ノッティングヒルの恋人(TVで)

ノッティングヒルの恋人
ノッティングヒルの恋人
 

最初の10分みのがしてしまったのだが、ヒュー・グラントが出てたので目が離せなくなった。しかし彼が出てなかったら1時間くらいで見るのやめてたかも。現代版「ローマの休日」として作ったそうだけど、ぬるいお風呂みたいで、後半はだれた。

ジュリア・ロバーツは肉体的にオードリー・ヘップバーンに似てるかも。あんなに細い顔が存在するんだ。肉体の年取り方がヘプバーンに似ている。(プリティ・ウーマンと較べるとずいぶんほほがこけたなあと。。)
イギリスでは友人たちと自宅で食事というのをやるのか。パーティー文化が生きてるのか、それぞれ己の不幸をしゃべるところは同じヒュー・グラントの出てた「ハイ・フィディリティ」の独白部分と雰囲気が似てるなあとちょっと思った。

追記:よく調べたら「ハイ・フィディリティ」で独白するのはジョン・キューザックだった。ヒュー・グラントが独身男役で出てくるのは「アバウト・ア・ボーイ」だった。どちらも原作がニック・ホーンビィなので雰囲気が似てるのかも。今みたらヒュー・グラントは「赤い航路」や「日の名残」にも出ているが全然わからなかったなあ。
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2006年12月10日

ミュージカル・異国の丘を見ました

劇団四季の「異国の丘」を見ました。

劇団四季は30年近く前に「コーラスライン」をみただけ。こういうのをやってるのを知りませんでした。母のおつきあいで見たのですがなかなかに感動しました。どこからこういう情報を得たのかやはり自分に興味のあることは情報が入ってくるのでしょうか。会場には70代80代の方が大勢いました。

近衛文麿の息子、文隆をモデルにしたものでニューヨークの留学時代、日中戦争開始後の上海、そしてシベリア抑留生活が描かれます。

ミュージカルというと楽しい内容のものを連想してしまい、戦争のような社会的なモノを描くのはどうなのかなあと思ったのですが、歌というのはかえって台詞より時として強く響いてくるものだなあと思いました。そういえば「キャバレー」もナチの台頭で崩れ行く市民生活を描いたものですが3,4年前にみたそれもよかったっけなあと思いました。

作家の浅利慶太は少年時の戦争体験を是非伝えたいという思いでこれを作ったようですが、かなり台詞には社会的メッセージを感じました。
歌は恋人・愛齢との出会いのときめきを歌ったものが印象的でした。これは最初の白樺のシルエットに浮かぶ抑留者たちの亡霊の場面から一転した場面で歌われるので、よけい戦争と平和の対比を感じました。

しかし筋書きがうまい。歴史的人物とエピソード・・蒋介石の妻の宋美麗とか盧溝橋事件とか、杉原知畝とかが実にうまく入ってます。そしてそれに当時の日中アメリカの思想を体現する人物を配置してセリフを言わせてます。

途中抑留者のなかに「異国の丘」を作曲した吉田正などを配して劇中「異国の丘」を歌う場面では会場から拍手がありました。母に言わせるとすごく流行ったということで高齢の方が思わず拍手をしたように感じました。

若い人もけっこういましたが、これは高校生とかに授業の一環で見てもらいたいなあと思いました。

劇団四季「異国の丘」HP

夢顔さんによろしく
夢顔さんによろしく
 西木正明著
浅利氏はこの本に出合って、四季の戦争三部作の〆とするにぴったりだと思ったそうです。今まで戦争は東条英機が始めたような印象があったが、パンフレットを読むと大政翼賛会を発足させたり戦争に進む政策を進めたのは近衛文麿みたいだ。


ラベル:シベリア 抑留
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2006年11月26日

サウンド・オブ・サンダー(DVD)

サウンド・オブ・サンダー
サウンド・オブ・サンダー デラックス版


これも映画をみそびれてたので借りてきました。1週間位で打ち切りになってしまってたのが分かる気がしました。原作は「太陽の黄金の林檎」 30ページ足らずの原作を1時間半にするんだから想像力がいるし、太古の自然も再現しなきゃならないしといろいろあるんでしょうが。。 同じ短編が原作でもマイノリティ・リポートなど原作よりおもしろい映画になってたけど、どこがどうちがうのかなあ。 とりあえず映画もみましたということで。。
posted by simadasu.rose at 11:46| Comment(2) | TrackBack(1) | 映画 | 更新情報をチェックする

2006年11月25日

ミッション・インポッシブル3(DVDで)

M:i-3
M:i-3 ミッション:インポッシブル3 スペシャル・コレクターズ・エディション

劇場でみそびれたので新作DVDで借りてきました。
大画面でみればよりもっとおもしろかったのか? 裏切り者がいて派手なアクションがあって。。 なぜにこれほど過酷なミッションをせねばならないのか?アクションシーンをみせるために無理に画面を作ってるとしか感じられなくていまいちのれない。これは畳に寝転がって見てはいけないのだきっと。

しかし俳優は魅力的だった。トム・クルーズはもともと好きなので置いといて、上司ブラッセル役のローレンス・フィッシュバーンと女性エージェント役のマギー・Q、新妻役のミシェル・モナハンが知的で素敵だった。

上司ブラッセル役の人は確かマトリックスに出てきたようなと思ったらそうだった。ほっぺのにきび跡のくぼみで覚えていた。マギー・Qは敵のパーティに乗り込む時に肌も露な真っ赤なドレスで化粧も違っていて、すごい変身でアジア系でもこういう雰囲気が出せるんだなあと見とれてしまった。調べたらモデル出身でドレス姿の方がもともとの姿なのね。

しかし! 本編が終わったあとなにやらわけのわからぬ予告編があった。すぐ終わるのかと思ったら45分もやっていた。
それが↓これ 
THE 4400 -フォーティ・フォー・ハンドレッド- シーズン1 コンプリートエピソード
THE 4400 -フォーティ・フォー・ハンドレッド- シーズン1 コンプリートエピソード


なかなかにおもしろい。MI:Ⅲよりおもしろかった。アメリカのTVドラマらしいがレンタルは来月? 題名の4400は宇宙人に連れ去られた人の数。
突然いなくなって、50年~3年たってその人たちは年取らない状態でまた戻ってくる。それからのいろいろが描かれてるらしい。これは見たいと思った。
ラベル:アクション 映画
posted by simadasu.rose at 18:47| Comment(2) | TrackBack(1) | 映画 | 更新情報をチェックする
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