2007年12月04日

続・三丁目の夕日

見てきました続編。
どうかなー と思ったけどなぜかまた涙が出てきてしまった。そう悲しくもないんだけど昔風の映像みるとこの頃そうなってしまう。ツボを押さえてまとめてあります。

一番おもしろかったのは、鈴木オートにやってきた一平くんのはとこの美加とのちょっとしたいさかいに「スイマセーン」と手を額にやってあやまると、お父さんが「サンペイじゃなくあやまれ!」と言う所。ああ、三平ってけっこうテレビに出てたよなあとなつかしかった。

一平は団塊の世代でお父さんは戦争に行っている。今回も戦友会に行くエピソードがあった。昭和20年代生まれの子と親の世代が間に戦争が入って一番育つ環境に違いがあるのでは?などと思った。

前回のはマンガで読んだエピソードがけっこうはっきり分かったけど今回のはあまり分からなかった。そうしたらちゃっかり
三丁目の夕日 映画化特別編 続 (2) (ビッグコミックススペシャル)
映画に合わせて再編集したものが出ている。

実際に読んだのはこちらのムック版「特選三丁目の夕日/東京タワー (My First Big SPECIAL)」
特選三丁目の夕日/東京タワー (My First Big SPECIAL)
これはコンビニで売ってる安いヤツ。こちらも続編に合わせたエピソードをまとめてある。前にも言ってるがマンガはカラッとしている。それに茶川さんはジイサンである。このエピソードでは児童文学賞に落ちてなんと「エロス文芸大賞」を獲ってしまっている。

まあしかし映画ではヒロミが戻ってきてよかった。

映画HP
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2007年11月20日

インランド・エンパイア

INLAND EMPIRE

「マルホランド・ドライブ」がおもしろかったので、マルホを上回るリンチ世界~という新聞紹介記事を見てあの世界にも一度浸れるのかと思い見たいと思ってました。その記事も忘れかけた今月、わが県でもひっそりと?上映されてたのでした。

なんと最初5分遅刻してしまったのですが、いきなり入ってきたなんとも「個性的」な老婦人のドアップの顔。すごい顔でした。まゆげの位置が個性的。

主演女優の顔、よーく見ると「あまり美人じゃない?」でも口元と顔全体の雰囲気はなんとも魅力的。いや随分昔どこかで見た顔。と1時間くらい経ってから「アっ、ジュラシック・パークだ」とやっとすっきり。この映画情報は新聞の記事紹介のみでHPもなにも事前に見ていかなかった。劇中劇とポーランド、がキーワードとしてあったのみ。

前半は現実と虚実、今日と昨日、明日といった錯綜がマルホランドドライブと同じような浮遊感にも似て映像を楽しんだのだが、途中から少しだれてしまった。うさぎ人間と若い女性たちがなんとも映像的にしっくりこなかった。マルホランド・ドライブが最後でなんとなくあ、そうか という落着があったけど、なんかこれは行きっぱなし、みたいでよくわからない。・・それにきれいな女優さんを見たい~ 前半の映画の撮影シーンのローラ・ダーンはすごく輝いていた。

デビッド・リンチは一旦美しくとりながら堕ちた女性を撮りたい人なのか。マルホランド・ドライブでもナオミ・ワッツの美しい姿と最後の姿がものすごい落差だったが。。

しかし、なんとエンドロールになったら、「JEREMY IRONS」と出てきたではないか。ええーっ どこに出てたの?(役名まで読めなかったし役名も覚えてない) なんとしたことか全然気がつかなかった。後でHPをみるか、いやパンフにはなにか一言あるかもと思いすごーく高い壱千円也のパンフを買ったのだがHP以上のことは何も無かった。監督役だったのだが・・ 髭のせいかなあ、それとも最近顔を見てないせいなのか、昔のイメージの面影はない。まあ役作りなんだからそれでいいのか。

音楽が1つだけ重い現代プログレ風のがあって面白いと思ったのがあった。パンフをみたらベックの「ブラック・タンバリン」(アルバム「グエロ」)か、ポーランドの作曲家クシシュトフ・ペンデレツキのものらしい。

INRAND EMPIRE のHP
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2007年08月29日

ヤン・シュヴァンクマイエル

新聞とネットでたまたま目に入ったアーティスト。
ヤン・シュヴァンクマイエル チェコの映像作家。

日経BJによると雑貨や料理、映像でチェコが注目らしい。

今日の日経夕刊に「ヤン&エヴァ シュヴァンクマイエル展」なるものの記事。白黒のちっちゃな絵がなにかおもしろそう。

でネットで調べたら9/12までラ・フォーレ原宿で展覧会をやってるら
しい。

ヤン&エヴァ フヴァンクマイエル展HP 会場と展示の絵がみられます

フジTVアートNET ヤン氏は映画のほかに画も書くらしい。夫人のエヴァさんの絵が何点か見られます。

過去にも展覧会があったらしい
新根津美術館 2005年11月

神奈川県立近代美術館 2005年10月 →展示

シュヴァンクマイエル映画祭in葉山 上の展覧会中にやったらしい

映画にはポーの「振り子」とか「アッシャー家の崩壊」などもある。
エヴァ夫人の「ヴィーナスの誕生」をもじった「ヴェノウシュの誕生」など興味深い。

ウィキペディア 映画の一覧あり
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2007年08月10日

ブラック・ダリア(DVDで)

ブラック・ダリア
ブラック・ダリア コレクターズ・エディション 2枚組


謎の惨殺殺人、黒、エルロイ。
ジェイムズ・エルロイは自伝「わが母なる暗黒」がとても強烈で興味を持ったのですが、なぜか小説はを途中で読み進められない。これも途中で挫折した本なので映画なら、と思って見ました。

エルロイは少年時代、母が殺され犯人がわからないまま。「わが母なる暗黒」にはその母の遺体の写真が載っていた。といってもワンピースをきて女性が横たわってるもののように記憶している。

ブラック・ダリアもその記憶を反映させたもの、ということですが、
その遺体の場面の頬の白さはやはり自伝の写真を彷彿させました。

全体に画面が暗くて、それを際立たせるかのようなスカーレット・ヨハンソンの白い肌と金髪。ブラック・ダリアの謎が分かってしまえば割と肩透かしな感じがしないでもない。氷のボクサー役のジョシュ・ハートネットがかっこよかった。

ジョシュ・ハートネット 見たら「パラサイト」に出ていた。自宅で化学実験室をしている高校生の役。


映画HP

わが母なる暗黒
わが母なる暗黒
 表紙にも母の発見写真がありました。


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2007年06月14日

ティファニーで朝食を(BSで)

ティファニーで朝食を
ティファニーで朝食を
 1961

めずらしく家人が見たいというので。有名な映画なのに二人とも見たことがなかった。こういう映画だったんだ。
ヘプバーンってこういうしゃべり方するんだ。それとも役に合わせたのか。

なにか筋は退屈。作られた61年当時のアメリカの状況なのか、田舎から都会へやってきて一旗あげたい女の子、しかも14で後妻になった、などという現実がけっこうあったのか。そういう女の気持ちはけっこう現れてたと思う。

パーティの場面は「皆殺しの天使」という映画をちょっと思い浮かべたが、「ティファニー~」の方が先に作られてる。

しかしヘプバーンの容姿とファッションを存分に楽しめたから、やっぱり見終わった充実感はあった。・・・ヘプバーン170cm。うむ身長はほとんど同じなのだが。。 華奢と骨太、の違い以上ではあるな。ま較べるほうが間違ってるか。

私のこだわり人物伝 2007年4-5月 (2007)
私のこだわり人物伝 2007年4-5月 (2007)


HNK教育でこの4月から5月に放送されたらしいが、ヘプバーンとマイルス・デイヴィス。その活字版。ヘプバーンについて講談師の神田紅が語ってるのは「骨の色気」なるほどと思う。これによるとこの映画、マリリン・モンローも候補にあがってたらしい。モンローだったらまったく別物になってただろう。ファッションがまず違うだろうな。ヘプバーンのファッションショーの感のあるこの映画だが、モンローだったら服はただの布切れになり肉体が前面に出るのかも。

あと、あのアパートの日本人は何? チビ、出っ歯、メガネ、カメラを体現させてるが。なぜに日本人? アメリカをばかにするイギリス人とか、陽気なイタリア人とか という設定もありだと思うが。

ティファニーで朝食を
ティファニーで朝食を
 
原作の文庫本もヘプバーンになってる。原作とはだいぶちがっているらしいが。。
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2007年05月19日

バベル

「バベル」見てきました。
3つの場所で起こってることが最後には一つにつながってくる。的は一発の銃弾。
新聞の映画評で見終わってあまり気分がよくない、と書いてあったが確かにあまりすっきりしない。

夫婦関係を立て直そうとモロッコにやってきた夫婦と銃をもった羊飼いの兄弟。その夫婦に雇われている不法労働のメキシコ移民の女性と親戚。銃の持ち主であった父と女子高生。

一番光ってたのは菊地凛子か。オスカーの授賞式でのドレス姿をみるとあまりきれいな人との印象は受けなかったが、高校生役の彼女は光っていた。しかし役どころはやるせない。「氷の微笑」で警官との取調べの場面でシャロン・ストーンが足を組みかえる場面は見えるのは太ももまでである。しかし姿勢は「どう? ふっ」という自信に満ちた挑発である。それに対しこちらは「怪物」なのだ。

メキシコ移民の女性子守とその家族の場面、それがメキシコ社会の典型ではないのだろうが結婚式の風習とかラテン系の考えは遠いところにある。

同じ監督の「アモーレス・ペロス」も劇場でみたがどうもこの3つの場面を合わせるというのは疲れる。

バベルHP
コミュニケーションを描いた映画だったのか・・ 
バベルの塔のいわれの前知識があったら違った見方ができたのかも。
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2007年05月18日

ラルジャン(BSで)

ラルジャン
ラルジャン


なにげなく見始めて消すタイミングが無く夜中の2時まで見てしまった。新聞の番組欄で「1枚の偽利札をつかったことから転落する青年、トルストイ原作」というのは見ていたので、ああ転落するんだなあというのは分かっていたのだが、思ってもみないすごい展開。

「利札」というのはお札ではなくクーポンとも呼ばれると検索には出てくるけど、よくわからないがお札ではないけどお金の役目は果たすものらしい。やけに大きい紙だった。

原作はトルストイというからには電気のないロシア時代が舞台なんだろうが、映画では作られた80年代と思われるフランスが舞台になっている。街並み、ドア、家具調度、オートバイ、囚人服、囚人、監視、犬までも色彩、形がスタイリッシュ。セリフや場面展開が唐突で直前まで見ていたBSデジスタのアニメーションを思ってしまう。

偽札は3つの場面で出てくる。最初が小遣いの足りない学生と偽札をなぜか持っていた友人。2つめがそれを使ったカメラ屋。3つめがカメラ屋に給油にきた主人公でおつりに渡されてしまう。

それぞれの場面で出てくる人たちも少しずつ偽札にかかわったことで人生がぶれてくるのだが、一番振幅の大きいのがまったくのぬれぎぬをきせられた給油していた主人公。あれよあれよというまに、ちょっとしたことがきっかけで監獄に入れられ最後には殺人まで犯してしまう。最初のきっかけをみると、こういうのも「バタフライ・エフェクト」というんでは?などと思ってしまう。
1個のパンから人生が変わっていったジャン・バルジャンは最後に救いがあったと思うが、こちらには無い。

最後の場面では現実に起こってる殺人事件をもちょっと思ってしまった。

ラルジャン キネ旬DB

原作本「トルストイ全集 10巻」河出書房新社 1973 品切れのようです。図書館へ。 



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2007年05月17日

マイアミ・バイス(映画)

マイアミ・バイス
マイアミ・バイス


サントラ盤を聴いたら映画も見たくなって見てみました。サントラ盤はモグワイが入ってるので買ってみたのですが、CD1枚全編なにか哀愁・・ ちがうな 荒涼・・ちがうな ぴったりな言葉がなかなかみつからないが、このDVDのカバー絵とほぼ同じジャケットの濃紺の寒冷なイメージを受けたのだ。

映画がどういうものなのかまったく知らないで見始めたが、30分くらい退屈で眠気がおそう。サントラ盤で耳に残った曲がモービーとモグワイだったのでそれが使われてると、ああ出てきたと覚醒する。

レンタル屋さんでのコピー文句が「この映画はハードな中にも恋愛がほどよくミックスされてそれがうまくいっている」というもの。麻薬の潜入捜査官を描いたものだというのが見始めて分かった。筋の進み具合でさてうまく潜入して暴けるかどうか、という興味は出てきたのでなんとかみ終える。

主役のコリン・ファレルは「アレキサンダー」で大王役をやった人だが、大王役の時よりはこちらの方が決まってる。顔をみてるとプラット・ピットのそっくりさんという気がしてきて、それがかえってあだになってるんじゃないかと思えてくる。

で最後におまけの監督や俳優インタビューを見たら「潜入捜査官」について語られていて、この部分を見たら見終わったばかりの映画の場面が生き生きしてきた。また南米で通りを歩く場面はセットではなく本物の通りで、その撮影場面もまた映画を少し面白く感じさせた。しかし二人の捜査官それぞれの女性との場面はなんだかよけいな部分な感じも。まあドンパチだけじゃやはりつまらないのかもしれないけど。

なんだか解説をみたら、おもしろく感じた、という不思議な映画でした。
サントラCDの濃紺の寒冷な印象というのは、リラックスしない、どこか高みから見てる感じなのだが、映画も主人公たちがうまくいくかどうかこちら側で見てる、という感じなのでそこが合ってるのかも。

コリン・ファレル マイノリティ・リポートにも出ていたのか。 ブラッド・ピットに似てると思うんだけどナ。

マイアミ・バイス (ヤフー映画)
マイアミ・バイス(USオフィシャルページ)

コン・リー コリン・ファレルの相手役。「2046」の時より若返ってる。役のせい?


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2007年05月04日

金田一耕助の映画(BSで)

金田一耕助の事件匣 市川崑×石坂浩二 劇場版・金田一耕助シリーズ DVD-BOX
金田一耕助の事件匣 市川崑×石坂浩二 劇場版・金田一耕助シリーズ DVD-BOX


月曜から4日間、BS映画劇場で見る。
「悪魔の手毬唄」「獄門島」「女王蜂」「病院坂の首縊りの家」とこの制作された順番での放送。やはりヒット・話題作だけあって飽きさせない作り。

当時まったく見なかったので初めて見た。横溝正史というと「八つ墓村」は前にTVで見たことがあったのだが、ショーケンと小川真由美が印象的なそれは野村芳太郎監督だった。どうりでこの市川昆のとは全然ちがう。

なんといっても収穫は轟警部ではないか。マンガ「名探偵コナン」はこの市川昆監督の金田一シリーズがベースになっているのでは? 加藤武演じる轟警部の「よし、わかった!」と拳を打つ的外れの推理はコナンの毛利小五郎だ。見ながら「眠らせてやれー」と笑ってしまった。

4作とも時代が昭和20年代後半。しかし最初の1作目、仁科明子とか大和田獏とか(なんと)北公次! たち村の若者が出てくるシーンは昭和40年代?撮影当時に設定してある?と思ってしまった。髪形が撮影された当時のままじゃない? 昭和20年代はああいう髪型はしてないんじゃないか。

筋はおどろおどろしい血族の因縁と、旦那が女を意のままにしてその結果の因縁の子のめぐる因果、と設定はどれも同じようだが、それはさておき4作まとめて見ると、今は大物になってる俳優の若い頃が見られる、というのが21世紀にこの映画を見る醍醐味かも。

佐久間良子、司葉子は存在感がありますねえ。桜田淳子も意外。「ペイパー・ムーン」の歌が聴こえてきた時はアイドル時代に比べすごく上手かったので吹き替えしてるんじゃないかと思ったくらい。演技もよかった。

あと「悪魔の手毬唄」の手毬唄を歌うおばあさん。原ひさ子。これはこれぞニッポンのおばあちゃんという感じ。歌を歌うしぐさもいい。若い頃はさぞかしきれいだったのかな。・・とこの原ひさ子さんの名前を調べるのにキネ旬のデータベースを見たら、なんと1961年にも作られている。金田一は高倉健!

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2007年03月10日

ゴッド・ファーザーⅠ、Ⅱ(BSで)

ゴッドファーザー
ゴッドファーザー
 ゴッドファーザー PART II
ゴッドファーザー PART II


発表当時一世を風靡したかの「ゴッド・ファーザー」 制作後30年以上を経てやっと見ました。72年当時「ゴッドファーザー愛のテーマ」がラジオから流れ、アンディ・ウィリアムズの日本語バージョンまでけっこう耳にしました。TVで宣伝映像もけっこう見ていて結婚式とベッドに血まみれの黒い動物のあるシーンが印象に残ってます。黒い動物は牛かと思っていたら馬だったなど30年以上経って見て初めてわかった事実もありました。また何故「愛のテーマ」なのかも映画を見てわかりました。

さて夕食を終えた9時、まあ見てみるかと軽い気持ちで見始めたらもう画面から目が離せませんでした。なーんだこれはアメリカ版山口組物語?しょせんヤクザの内輪もめだよなとドンパチ場面が出るたび思うのですが物語が進んでいくにつれ高まる高揚感、見終わっての充実感と余韻。これはなんなんだろう。

Ⅰを見て、あの終わりのアル・パチーノの大写しを見るとさてⅡは?と見てみたくなった。レンタル屋に行ったらなんと200分。躊躇していたらなんとⅡも放映してくれました。

これまたⅡは初代ドンの生い立ちと二代目ドンがうまく配置され、一代目の来し方、現役2代目の臨場感がマッチしてまたしても200分がちっとも長くない。

シチリアの茶色い風景と移民団、イタリア人街、新婚当時のつましいけど幸せそうなアパートでの食事風景が、2代目ドンの広大な豪邸と1代目を失って変わっていく人間関係にからまる。ヤクザが舞台にはなっているが家族の物語として引き付けるのだろう。なぜ初代ドンはヤクザの道を選んだのか?選ばざるをえなかったのか?そこらへんは寡黙にしてよくわからないが、そう進んだということだ。それをロバート・デ・ニーロが寡黙に演じる。

でもまたしてもアル・パチーノの顔で終わったⅡ。ついにがまんできなくなってキネマ旬報DBでⅢのあらすじをみてしまった。ふむふむそうなのか。 という次第です。
Ⅰを見ている間じゅうアル・パチーノの姿を見るたび似たような背の低い俳優がいたよなと頭のなかに浮かんでその名前が出てこない。また榊原郁恵の歌に「アルパチーノなんとか」っていうのがあったな、なんていうのも思い出してしまう。ちなみにダスティン・ホフマンだった。

映画では秘密の話になるとイタリア語で話す場面も出てくるが、
やはりNYでのイタリア移民の子が主人公の本「スリーパーズ」でも母親がイタリア語しか話せない設定だった。(映画は~「スリーパーズ」なんとそこに若き日のドンをやったR・デ・ニーロが出ていた)

ゴッドファーザー〈上〉
ゴッドファーザー〈上〉
 本を読めばなぜマフィアになったか分かるのか?

シチリア島にも興味が湧いたが、実際に行った人のblogもあった
 普通の街だった 危険な街だった とよくわからない。ツアー情報だと島西部のコルレオーネ村はなかなか個人では行けないとある。 

ゴッドファーザーデータベース すごい! 細かい所がわかった。隣に住んでた人がいけなかったのか。

アル・パチーノ シシリー移民の子としてNYで育ったとある。親の職業はともかく役柄設定と同じだったわけだ。

アル・パチーノ関係blog記事 映画のアングルについての面白い考察と俳優の身長サイトへのリンクが。168、163とか諸説あるようですがどうなんでしょう。画面での手足の長さの印象からすると165位? この身長サイトみると西欧系俳優は女性はおおむね160-170、男性は175-188位が大半でそれ以外だと大柄・小柄となるようです。日本人よりおおむね10-13cm大きいわけだ。

榊原郁恵の曲は「アル・パシーノ+アラン・ドロン<あなた」でした。曲がはやった当時A・パチーノを知らなかったのであまりぴんとこなかったが、ゴッド・ファーザーでのアル・パチーノの眼光はすごい。

ロバート・デ・ニーロもかっこよかったな。
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2007年02月17日

マルホランド・ドライブ(DVD)

マルホランド・ドライブ
マルホランド・ドライブ


監督とか出演俳優とかほとんど知識無しで見た。「ブルーベルベット」は見たことがあったが、あやふやな雰囲気と映像の色の暗さが似ている。

ドライブ中、殺されそうになる女がとある屋敷に逃げ込み気がつくと記憶が無い。そこにたまたま泊まりにきた女性と謎を解いていくといった始まりだが最後に来てつじつまが合うような合わないような。しかしこの映画はそんな筋より、ナオミ・ワッツとローラ・エレナ・ハリングの二人の女性を楽しむ映画。

ナオミ・ワッツが希望に燃えた俳優志願の時は素晴らしくきれいだ。化粧と心持であれだけ変わるんだと日常のわが身のいずまいも気をつけようなどと思ってしまった。

対するローラ・エレナ・ハリングはなんとも妖艶だ。これぞ女優だ、という非日常の存在感。

ナオミ・ワッツ シネマトゥデイの記事

ローラ・ハリング ウィキペディア ヤフー映画 自身のページ
デビット・リンチ シネ・マガジンの記事

マルホランド・ドライブ
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2007年01月22日

ノッティングヒルの恋人(TVで)

ノッティングヒルの恋人
ノッティングヒルの恋人
 

最初の10分みのがしてしまったのだが、ヒュー・グラントが出てたので目が離せなくなった。しかし彼が出てなかったら1時間くらいで見るのやめてたかも。現代版「ローマの休日」として作ったそうだけど、ぬるいお風呂みたいで、後半はだれた。

ジュリア・ロバーツは肉体的にオードリー・ヘップバーンに似てるかも。あんなに細い顔が存在するんだ。肉体の年取り方がヘプバーンに似ている。(プリティ・ウーマンと較べるとずいぶんほほがこけたなあと。。)
イギリスでは友人たちと自宅で食事というのをやるのか。パーティー文化が生きてるのか、それぞれ己の不幸をしゃべるところは同じヒュー・グラントの出てた「ハイ・フィディリティ」の独白部分と雰囲気が似てるなあとちょっと思った。

追記:よく調べたら「ハイ・フィディリティ」で独白するのはジョン・キューザックだった。ヒュー・グラントが独身男役で出てくるのは「アバウト・ア・ボーイ」だった。どちらも原作がニック・ホーンビィなので雰囲気が似てるのかも。今みたらヒュー・グラントは「赤い航路」や「日の名残」にも出ているが全然わからなかったなあ。
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2006年12月10日

ミュージカル・異国の丘を見ました

劇団四季の「異国の丘」を見ました。

劇団四季は30年近く前に「コーラスライン」をみただけ。こういうのをやってるのを知りませんでした。母のおつきあいで見たのですがなかなかに感動しました。どこからこういう情報を得たのかやはり自分に興味のあることは情報が入ってくるのでしょうか。会場には70代80代の方が大勢いました。

近衛文麿の息子、文隆をモデルにしたものでニューヨークの留学時代、日中戦争開始後の上海、そしてシベリア抑留生活が描かれます。

ミュージカルというと楽しい内容のものを連想してしまい、戦争のような社会的なモノを描くのはどうなのかなあと思ったのですが、歌というのはかえって台詞より時として強く響いてくるものだなあと思いました。そういえば「キャバレー」もナチの台頭で崩れ行く市民生活を描いたものですが3,4年前にみたそれもよかったっけなあと思いました。

作家の浅利慶太は少年時の戦争体験を是非伝えたいという思いでこれを作ったようですが、かなり台詞には社会的メッセージを感じました。
歌は恋人・愛齢との出会いのときめきを歌ったものが印象的でした。これは最初の白樺のシルエットに浮かぶ抑留者たちの亡霊の場面から一転した場面で歌われるので、よけい戦争と平和の対比を感じました。

しかし筋書きがうまい。歴史的人物とエピソード・・蒋介石の妻の宋美麗とか盧溝橋事件とか、杉原知畝とかが実にうまく入ってます。そしてそれに当時の日中アメリカの思想を体現する人物を配置してセリフを言わせてます。

途中抑留者のなかに「異国の丘」を作曲した吉田正などを配して劇中「異国の丘」を歌う場面では会場から拍手がありました。母に言わせるとすごく流行ったということで高齢の方が思わず拍手をしたように感じました。

若い人もけっこういましたが、これは高校生とかに授業の一環で見てもらいたいなあと思いました。

劇団四季「異国の丘」HP

夢顔さんによろしく
夢顔さんによろしく
 西木正明著
浅利氏はこの本に出合って、四季の戦争三部作の〆とするにぴったりだと思ったそうです。今まで戦争は東条英機が始めたような印象があったが、パンフレットを読むと大政翼賛会を発足させたり戦争に進む政策を進めたのは近衛文麿みたいだ。


ラベル:シベリア 抑留
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2006年11月25日

ミッション・インポッシブル3(DVDで)

M:i-3
M:i-3 ミッション:インポッシブル3 スペシャル・コレクターズ・エディション

劇場でみそびれたので新作DVDで借りてきました。
大画面でみればよりもっとおもしろかったのか? 裏切り者がいて派手なアクションがあって。。 なぜにこれほど過酷なミッションをせねばならないのか?アクションシーンをみせるために無理に画面を作ってるとしか感じられなくていまいちのれない。これは畳に寝転がって見てはいけないのだきっと。

しかし俳優は魅力的だった。トム・クルーズはもともと好きなので置いといて、上司ブラッセル役のローレンス・フィッシュバーンと女性エージェント役のマギー・Q、新妻役のミシェル・モナハンが知的で素敵だった。

上司ブラッセル役の人は確かマトリックスに出てきたようなと思ったらそうだった。ほっぺのにきび跡のくぼみで覚えていた。マギー・Qは敵のパーティに乗り込む時に肌も露な真っ赤なドレスで化粧も違っていて、すごい変身でアジア系でもこういう雰囲気が出せるんだなあと見とれてしまった。調べたらモデル出身でドレス姿の方がもともとの姿なのね。

しかし! 本編が終わったあとなにやらわけのわからぬ予告編があった。すぐ終わるのかと思ったら45分もやっていた。
それが↓これ 
THE 4400 -フォーティ・フォー・ハンドレッド- シーズン1 コンプリートエピソード
THE 4400 -フォーティ・フォー・ハンドレッド- シーズン1 コンプリートエピソード


なかなかにおもしろい。MI:Ⅲよりおもしろかった。アメリカのTVドラマらしいがレンタルは来月? 題名の4400は宇宙人に連れ去られた人の数。
突然いなくなって、50年~3年たってその人たちは年取らない状態でまた戻ってくる。それからのいろいろが描かれてるらしい。これは見たいと思った。
ラベル:アクション 映画
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2006年08月18日

真珠の耳飾の少女

真珠の耳飾りの少女
真珠の耳飾りの少女 通常版

BSで。どの画面を切り取っても絵になってしまうようでした。
17世紀のオランダの風景と群像の中に画家や使用人、街が息づいていました。
ああ、フェルメールさんいろいろ苦労が多かったんだねえ。。
家をとりしきる姑がすごい。ムコ殿はいろいろ苦労が・・それにもめげず絵にまい進するフェルメール。
可憐な少女と肉やの少年。妻、料理女、パトロン、晩餐会の食事、女性の衣装、どれも画面に見入ってしまいました。

静かな映画ですが息子が画面を止めただけあってあの可憐な少女は魅力的でした。

フェルメール~映画では旧家に婿入りしたのかと思ってましたが調べたらそうではないようです。妻の母の家に同居していたようです。「またできたみたいだよ」と料理女にあきられてましたがなんと夭折した子も含め15人も子供がいたそうです。オランダ政府観光局HPより

主役のスカーレット・ヨハンソン 最近では「マッチポイント」という映画に出ています。みちがえるような大人の雰囲気。「ゴースト・ワールド」や「アイランド」にも出ていた。

フェルメール役のコリン・ファースもなかなかよかった

「真珠の耳飾の少女」映画HP

真珠の耳飾りの少女 原作本


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2006年08月05日

息子(BSで)

息子
息子
 監督:山田洋次 永瀬正俊 和久井映美 1991

おもしろい番組が無くてしょうがなく?BSにしたら。田舎の炉辺を囲む大家族。兄弟が親の所に帰ってきて集っているようだ。兄は東京に帰るらしくきれいに着飾った妻がよそよそしくあいさつしている。残された弟は部屋でふてくされているがそれが魅力的だった。新聞をみると永瀬正俊。こんな顔だったかな?と思う位すごく若くて素直な感じ。永瀬正俊というとちょっとエキセントリックなイメージがあったのだが、画面のその若者から目を離せなくなって最後までみてしまった。

観ていると妻に先立たれた男親は出稼ぎで子供を育てたらしい。女性の洋服が怒り肩でビッグ。眉も太く80年代半ばが舞台なのかなと思ってみていたらあとで調べたら91年の作だった。

その若者は頭の良い兄に比べ東京に出てはみたものの、アルバイト暮らし。永瀬正俊演じる若者が鉄工所の運搬で働き、出入りの工場の耳の不自由な娘と心を通わす様が軸になってる。その娘が和久井恵美なのだがこれまた誰?というくらい初々しい。

鉄工所が「・・尾久 支店」とありオレンジに緑の今はなつかしい電車が走っている。尾久は上野と赤羽の中間にある駅で東北方面から東京に行く人にはなじみのある駅(おりたことはないけど)そんなのも親しみがあった。

出演もいかりや長介とか田中邦衛とか奈良岡朋子とか大物が脇役でオヤと思う役で出ていておもしろい。山田洋次は「善」というイメージがあり名前だけで敬遠してしまうのだが、これはやはり「善」の映画だが永瀬正俊のせいかチョーさんのせいか観終わってなごんでしまった。

山田洋次オリジナルかと思いきや、原作が椎名誠の
ハマボウフウの花や風だった。この中の『倉庫作業員』がそうらしい。

キネ旬DB

尾久
 映画では工場脇の道路のすぐ向こうに電車が走ってた。この地図の線路に沿った道沿いなのかなどと想像してしまう。
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2006年06月23日

かもめ食堂

チラシを見ておもしろそうかもと思い見て来ました。
フィンランドで日本食堂を経営する主人公のもとに、わけありげな女性二人が集ってきて。。

もたいまさこが出てくるまではたいくつでした。
小林聡美演じる主人公の日本食堂のショウウインドウに訳ありげなノルウェイ夫人とともに、ぬっと現れたもたいまさこの顔と体がでてきたとたん、観客からどっと笑いの声。ちなみに観客は30人くらいで皆女性でした。

三丁目の夕日のタバコ屋のおばさんもすごい存在感でしたが、ここでも光ってました。昭和20年代生まれの平均的日本女性を体現している、胴長短足5頭身の体全体から光が発してました。また顔の表情もよいです。でもめがねをはずした素顔はきっと素敵なんではないかと思いました。ノルェイの洋服も似合ってました。

彼女が出てなかったら眠ってたかも。
主人公の自宅の趣味のよいノルウェイ風家具がなにか不自然。
レディスデイ1000円でよかった。。

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かもめ食堂
かもめ食堂
 群ようこの原作
フィンランド、女性三人というモチーフが与えられそれを基に書いたそうです。

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2006年06月05日

ダ・ヴィンチコード(映画)

見てきました。
ああ、トム・ハンクスが年とってたのがショックだった。まさか役作りのためにあごに肉つけたわけじゃないんだろうなあ。
原作の方がおもしろい。ハラハラドキドキ感は原作にかなわない。ルーブルの夜はもっと暗いのを想像してた。活字のもつ力を改めて実感した映画だった。

といって映画がつまんないわけではない。それなりに楽しめました。(でも途中一瞬眠ってしまった) 原作を読まずに見た夫はおもしろかったらしく今原作を読んでる。シラスがなかなかよかったのでは。

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2006年04月02日

ペインテッド・ハウス(TVで)

ペインテッド・ハウス
ペインテッド・ハウス
 2003 ジョン・グリシャム

日曜の午後も2時を過ぎてこたつにはいってTVをみてたりすると、ああ、こんな風に貴重な休日が過ぎてしまうなどと淋しくなってくる。しかし思い切り悪くリモコンでバチバチやってたら映画のようなものをやっている。どうやら高校野球が雨で中止になって急遽放送されてるらしい。

画面は綿花畑、7,8才の男の子とお母さんらしき美しい夫人(農作業するのにもこぎれいなかっこうだった)、メキシコ人労働者、が綿花を摘んでいる。するとそこに竜巻がやってくるという場面だ。アメリカ、竜巻とくるとなぜか「名犬ラッシー」を思い出してしまうのだが、大きくなった少年の回想というナレーションで進むその話になぜかひきこまれてしまった。

なにせ途中からなのでよくわからないのだが、地平線の見えるような綿花畑を祖父母、父母は経営していて(土地は借地らしい)メキシコ人労働者を使っているらしい。歩いていけるような所に隣家はない。たまにトラックで町に出かけ日用品を買ったり、お店でTVをみて、帰ってくると「TVを見てきたんだよ」と友達に自慢する。・・するとこれは1950年代あたりなのかな、と思いつつみる。家の様子とか町に車で出かけるところとか「マディソン郡の橋」をちょっと思い浮かべてしまった。美しい母は「もう農家はうんざり」ともらす。

メキシコ人の女性とカウボーイの逢瀬を盗み見したり、祖父と秘密の約束をしたり、ペンキの塗ってない自宅の壁に小遣いからペンキを買って塗るとか日常が描かれる。やがて大雨で水浸しになった綿花畑をあとに祖父母を残して少年たちは北の町へと出て行く。

前半も含めて原作も読んでみたくなったドラマだった。
エンドロールで原作ジョン・グリシャムと出たので調べてみたら、1952年が舞台らしい。グリシャムは1955年生まれらしいので自伝ともちがうらしいが、最後に出てきた祖母が帰りを夢見ている軍服姿の父の弟はすると朝鮮戦争に行っているのか? メキシコ人労働者とか南の農村地帯から北の町へ(TVではシカゴかい?という会話があった)工場労働者として出て行くとか、なんかおぼろげな知識があったがそれが描かれていた。アマゾンの本の解説をみるとアーカンソーが舞台とある。これはグリシャムの故郷でもあるがクリントンの故郷で確かクリントン夫人の自伝にも知事になって戻ったときアーカンソーはアメリカでも貧しい地域だと書いてあった。


アメリカでも農家は三世代同居なのだとか、アメリカでは家の壁にはペンキを塗るのが普通で塗ってないのは貧しいのかとかそういうことが新鮮だった。

これは映画ではなくてテレビ・ドラマなのかな。
posted by simadasu.rose at 18:36| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画 | 更新情報をチェックする

2006年03月22日

映画・県庁の星

映画「県庁の星」観てきました。

「ナルニア国」と「ホテル・ルワンダ」とどれにする?と聞いたら県庁というのでこれに決定。

原作も先が読める展開なのでどうかなーと思いましたが、原作よりおもしろいんじゃないでしょうか。小説には行間から作者の文体のくせみたいなのが漂ってきてそれを楽しむ、というのがあると思うのですがこの原作にはそれが無かった。展開も見え見えだし映画はどうなんだろと思ったのです。ですが織田裕二は背広が似合ってて”県庁さん”にはまってました。その対として描かれる途中でコネを使って研修から戻ってしまう役の佐々木蔵之介もよかったです。

スーパーでの研修担当は原作だと大学生の子供のいるバツイチの中年女性になっていてイメージとしては渡辺えりこなのですが、映画でちょっとロマンスもとなるとやっぱり若い人になるのはしょうがないのかな。柴崎コウをずっと浅野温子だと思ってみていて最後のエンドロールで初めて気づいた次第。観客がけっこう若いひとが多かったのが以外でした。小学生の低学年連れの家族もいたのですが、最後に子供がお母さんに「ねえ、あの最後の表情はなんだか納得いかないような顔だったよね」などと言っててストーリーの理解はともかく表情ってこんな小さい子でも分かるもんなんだなあと妙に関心してしまいました。

知事が女子アナから当選したという設定の酒井和歌子、これも画面のスパイスになっていました。議長の石坂浩二は最後までわからなかった。(顔が丸くなってたので)

スーパーの裏側はアルバイトした時のスタッフルームしか知らないのですが実情知ってる人がみたらどうなんでしょう。あんなに在庫のダンボールが乱雑なんでしょうか。在庫の箱は「グリコのビスコ」とかきっちり商品名が。。宣伝になるからいいのか。でも売れ残ってるよーっていう顔の箱なんだけど。。お役所仕事を知ってる人にはなかなかにおもしろいと思います。
posted by simadasu.rose at 01:03| Comment(4) | TrackBack(0) | 映画 | 更新情報をチェックする
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