2008年02月15日

パフューム

パフューム
パフューム スタンダード・エディション 
2006年 ドイツ 日本公開2007.3/3

「毛皮のエロス」でCMが入っていた。若い女性の裸体が出て、香水に魅せられた男という宣伝文。借りてみると原題に PERFUME: THE STORY OF A MURDERER と出てきたから、ああもしかして殺されるのか? と少しは想像がついたが。。

主人公が生れ落ちる瞬間から物語が始まる。1738年7.17日にパリの魚市場。その情景がすごい。18世紀前半のパリはこんな風だったのか。映画だから匂いは無いけど、パリは排泄物は窓から投げ捨てていた、というのが如実に表現されてる。方やお江戸は便所があって、金肥として練馬あたりから天秤棒で農民が買いに来ていて、そこらへんは日本はとても清潔だったというのを読んだことがある。

匂いに敏感な主人公は孤児として育つが、匂いに見せられやがて調香師に弟子入り。この師匠がダスティン・ホフマンで化粧をしたその風貌がさすが名優、どっしり映像に重量感。

ある少女の匂いに魅せられ、その匂いを求めてのストーリー展開なのだが、愛を知らぬままに育った青年の悲しい末路なのか。だんだん見てるうちにこう金縛りにあったようにどきどきしてくる。

そして最後の裸裸のシーン、ああ、そういえばこれ話題になってた。この映画のことだったのか、と合点がいった。

なんとも悲しい青年の話だ。見終わってしばらくぼーっとしてしまった。しかし香水は植物からとったほうがよいなあ。ほとんど使わないけど。

主人公役はベン・ウィショー
ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男
ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男
これでキース・リチャーズ役をやっている。そういえば似ている。こちらも見てみたくなった。

原作がある。
香水―ある人殺しの物語
香水―ある人殺しの物語 1988
パトリック・ジュースキント著 1949ドイツ生まれ。発売当時ベストセラーになったらしい。87年世界幻想文学大賞受賞作品。幻想だ。。

映画HP

監督はトム・ティクバ 知らないー と思ったが「ラン・ローラ・ラン」の監督。こちらは見たことがあった。これも風変わりだけどおもしろかった記憶。
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2008年02月14日

毛皮のエロス

毛皮のエロス~ダイアン・アーバス 幻想のポートレイト~
毛皮のエロス~ダイアン・アーバス 幻想のポートレイト~

レンタル店のミニシアターコーナーでベストテン表示されていた。貸し出し7位位だったか。ニコール・キッドマンがミニシアター系の映画に出てるのか。という興味とエロスである。中身が何も分からないまま見てみました。

オープニングに「Fur」バックに毛皮。そしていきなり60歳くらいの全裸の男女。ヌーディストクラブなのだというのはすぐわかるが、ヌーディストクラブでの鉄則は欲情しないこと、というのを読んだことがあるが、これじゃあ大丈夫だわ、と。ここに写真を撮りに来たダイアンからバックして、1958年、ニューヨークで夫の写真館を手伝う所に移る。そこで毛皮商である両親が毛皮のショーを開いている。とりどりの毛皮のコートが現れる。

そこに目だけを出した男が引っ越してくる。惹かれるダイアン。単なる夫の写真のアシスタントから、この隣人を撮ってみたい、という欲求で写真家になるダイアン。ここでも毛皮「fur」は重要だ。目だけの男は多毛症・・ しかし仮面をはずした姿はとても素敵な顔だった。最後に毛を剃って普通の顔になる場面があるのだが、これがなんとも情け無い姿に見えてしまう。

写真を愉しむ (岩波新書 新赤版 1106)
写真を愉しむ (岩波新書 新赤版 1106) そばで家人がこんな本を読んでいて「そういえばこれに名前があった」と言い出す。なるほど必見写真集ベスト八冊の中の一冊として紹介されていた。それを見ると「フリークス」に目を向けたとある。

それを踏まえると、仮面の男のフリークスの友人たちに親和感を抱くストーリーに、そうなのか、と納得する。日常生活で居心地の悪さを感じていたダイアンがそれを解消できる対象がフリークスだというのだ。

映画は副題:AN IMAGINARY PORTRAIT OF DIANE ARBUS とあるようにダイアン・アーバスの精神をイメージしたもの。日本題のエロスはいらないんじゃないか。。

ニューヨークのアパートが素敵。キッドマンはワンピースをとっかえひっかえ着て、さながらファッションショーのよう、だがこれも楽しい。変わってゆくダイアンを理解しようとヒゲを伸ばす”フツーの”夫。

現実のダイアン・アーバスは写真を撮るようになって、69年に夫と離婚。71年に自殺していた。

実際どんな写真を撮ったのかと検索してみたら、たくさん出てきた

「炎のごとく―写真家ダイアン・アーバス」
日本語訳されてる伝記がある。

Diane Arbus: An Aperture Monograph (Aperture Monograph)
Diane Arbus: An Aperture Monograph (Aperture Monograph) 
「写真を愉しむ」によると6×6版に真正面から捉えられた人物が見るものの目を突くという。

ダイアン・アーバスの写真集 洋書で写真集が何種類か手に入るようだ


映画HP
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2008年02月11日

イレイザーヘッド(DVD)

イレイザーヘッド 完全版<ニュープリント・スクイーズ>
イレイザーヘッド 完全版<ニュープリント・スクイーズ>

鬼才デヴィッド・リンチの原点はこれだ、というお店のコピーにつられ見てみました。
うーん、とりあえず見たゾ。しかし終わってみるとグロテスクな赤ちゃん、恋人の父、母、祖母、食卓など何か脳の奥に焼きついてしまう。祖母にサラダをかき回させるシーンがおもしろい。

イレイサー・ヘッド(消しゴム頭)の主人公はたぶんリンチの分身でその頭の中を映像化したものなのだろう。連続性の無い、一瞬の残像を見て、その雰囲気に浸る楽しみがある。

まだ見てないリンチ作品を見てみたくなった。・・ということはこの作品はやはりおもしろいのかも。

メモ
イレイザーヘッド - Eraserhead (1976年)
エレファント・マン - The Elephant Man (1980年)
砂の惑星 - Dune (1984年
ブルーベルベット - Blue Velvet (1986年
ツイン・ピークス - Twin Peaks (1989年)パイロット版
ワイルド・アット・ハート - Wild At Heart (1990年
ツイン・ピークス - Twin Peaks (1990〜1991年)テレビドラマ
オン・ジ・エアー - On The Air (1991年)
ツイン・ピークス/ローラ・パーマー最期の7日間 - Twin Peaks: Fire Walk With Me (1992年)
ロスト・ハイウェイ - Lost Highway (1997年)
ストレイト・ストーリー - The Straight Story (1999年)
マルホランド・ドライブ - Mulholland Dr. (2001年)
インランド・エンパイア Inland Empire (2006年)
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2008年02月03日

コンフェッション(BSで)

コンフェッション
コンフェッション

アメリカで一世を風靡した(らしい)敏腕プロデューサーが実はCIAの裏工作員で33人も人を殺した、という自伝に基づいた映画、だそう。

10分くらい過ぎてからみ始まって、どうも作りから実話らしい、というのが分かった。アメリカ人なら誰でも知ってる人気番組のプロデューサーらしい。日本で言ったら「パンチDEデート」とか「新婚さんいらっしゃい」みたいな形式の番組を初めて考えて放送した人らしい。こういう番組は放送されれば当たり前に見ているが、初めて世に出す発想というのは、うんと考えたり、考えててアイデアがふとしたことから出てくるらしい。

それが裏の顔を持っていたというのがみそ。主人公役の男優・サム・ロックウェルは好みじゃないのでまったく魅力を感じないが、まあチャンネルを回さないで最後まで見たので、それなりにストーリーはまとまってるのかも。ブラッド・ピットがデート番組の登場者でほんの1分くらい映ったのが一番おもしろかった。
confession・告白

関連HP
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2008年01月28日

ウェールズの山

ウェールズの山
ウェールズの山
 
題名はウェールズの”山” 村のシンボルの山が高さが足りないために”丘”になって地図に記載されてしまう。そこで足りない6mを村人総出で土を積む、という 前のシュヴァンクマイエルに較べたら実にわかりやすく心なごむ映画。ひょいと隣をみたらヒュー・グラントの顔がパッケージに写っていたので思わず借りてしまったのだ。

1995年の公開当時新聞評を読んだ記憶があるが、ヒュー・グラントが出ているとは知らなかった。あの髪型、似合ってるなあ。

ストーリーとか景色はすごく美しい。がウェールズというのはイギリスにとって特殊な土地なのだというのがこれでもかというくらい強調されている。ロンドンからやってきた測量士二人に対し”イギリス人”と言って自分たちのウェールズとは区別している。そして何より丘を山にしたいという原点が、このウェールズの山がある所からウェールズが始まるのであって、これが丘になってしまったらイギリスにとりこまれてしまう、と言っていた。言葉も通じない設定だった。

また同じような名前があるので”丘に登って山から下りた”ジョンとか日本の屋号みたいなのを使ってる。

あとはキリスト教。日曜にはきちんと教会に行き、日曜に土運びをするのをきちんと牧師に許可してもらう。1917年というのを差し引いてもこの宗教感覚、異国だ。

戦争に行って精神を病んだ若者が出てきたり、「炭鉱の連中」というセリフもあったりで炭鉱労働者は町の人とはちょっと区別されてるのか?とか。こういう知りえないイギリスの状況がへぇと新鮮だった。

イギリスのスコットランド、ウェールズとかいうのは日本の関東、中部とかそれくらいのものだと思っていたが、どうもちがうらしい。
ウェールズ 

英国観光協会

キネマ旬報DB
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2008年01月27日

シュヴァンクマイエルのキメラ的世界

シュヴァンクマイエルのキメラ的世界 幻想と悪夢のアッサンブラージュ
シュヴァンクマイエルのキメラ的世界 幻想と悪夢のアッサンブラージュ 

これも同じくあったので見てみました。
これはシュヴァンクマイエルの映画と芸術のメイキング映像です。(・・題名が、そのカタカナ語がわからん、キメラ・幻想 アッサンブラージュ・立体作品 だそう VDVのパッケージ写真はこの作品をよく現してて「シュヴァンクマイエル解体新書」とでもいったところか)

シュヴァンクマイエルの作品の基調をなすものが説明されている。特に小さいころ拒食症めいた所があり食の矯正施設に入れられたこと、また家に地下室があってそこにあるジャガイモと石炭をとりに行かされてその空間が苦手だったことが明かされた。それで先にみた「ルナシー」の"舌"や奇妙な食事シーンや"地下室”の場面が、ああそうだったのかか、と納得がいった。「ルナシー」はシュヴァンクマイエルの幼少からの潜在意識を映像化したものだったのか、と。

シュヴァンクマイエルは主にはチェコでアニメーション映像作家として多くの仕事をして、夫人は画家でともにシュールレアリズムを基調にしている。チェコは社会主義でシュールレアリズムが運動としては終わったのを知らなかったのか?という問いに、ダリと同じものではない、あくまで現在進行形のものだ、と答えていた。

画家の夫人とはお互い作品には干渉しないといいつつ、「常に(芸術論を)言い合ってるの」と言っていた。プラハの春〜ソ連侵攻が彼らの生活にとても深く影響しているようだった。これはあの「存在の耐えられない軽さ」でも描かれていたが、この映像でもスターリンの粘土人形を真っ二つにする、という作品が写っていた。1968年、メキシコ五輪でチャフラフスカのメダルの裏でチェコでは大変な事態だったわけだ。

「ルナシー」をみる前にこちらを見ていたら、「ルナシー」をもっとおもしろく見られたかも。この制作映像はとても興味深かった。

ヤン・シュヴァンクマイエルの作品 彼のはマンガアニメでなく、実物を駒撮りするアニメ。「アリス」などおもしろそう。
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2008年01月26日

ルナシー/ヤン・シュヴァンクマイエル

ヤン・シュヴァンクマイエル「ルナシー」
ヤン・シュヴァンクマイエル「ルナシー」

夏の頃たまたま新聞で目に入ったチェコのアーティスト。
以前この一本釣りでも書きましたが(→)
いつも行くレンタル店のミニシアター・コーナーにあったので見てみました。

最初に「これはホラーです。芸術は期待しないで」とコメントがあります。肉の切れ端(たぶん牛とか豚)が動くのが随所に入り、精神を病んでる若い男と「侯爵」と名乗る男、がいろいろ・・ 神とかについて精神性のあるセリフもあるし、人間の奥深い欲望を見せてる? のか? とか。しかし途中から早送りしてしまいました。

途中たぶんシュヴァンクマイエルのものだと思われる絵がトランプカードなどの小物に出てくる。

「ルナシー」映画HP

ヤン・シュヴァンクマイエルの食卓 ファンサイト

このあと「シュヴァンクマイエルのキメラ的世界」という彼の制作ドキュメンタリーをみたのですが、そちらはとても興味深かったです。それを見たらこちらの映像を思い出して、案外おもしろかったかな、などと思い直しました。
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2007年12月24日

アイ・アム・レジェンド

テレビのCMがとてもおもしろそう、これは見てみたいな、と思いさっそく見てきました。・・が

映画としては一人きりになってしまうまでをもっと詳しく追った方がおもしろかったのでは? 
人間社会が核とか今回のように病理的な原因で滅亡すると生き残りは地下に残る、光に弱くなるという発想がうかぶのか?「タイム・マシン」しかり「猿の惑星」しかり。しかしDVDになってからで十分ですね、いやこたつで見てると寝てしまうかも。
病原菌で人類が滅亡という点では小松左京の「復活の日」とも設定が似ている。あちら映画は見てないけど原作はすごくおもしろかった。ただ変化した人間の設定は無かったけど。

なんと原作があるらしい。しかも過去に映画化が何度かされていた。
アイ・アム・レジェンド (ハヤカワ文庫 NV マ 6-5)
アイ・アム・レジェンド (ハヤカワ文庫 NV マ 6-5) 映画化に合わせ新訳で出たようだ。古くは田中小実昌訳で出ている。原作の方がおもしろいのかも。本は一人になってしまった孤独な戦いがテーマらしい。映画もそうか。

地球最後の男
地球最後の男 1964年。初映画化のもの。原作に忠実らしい。

地球最後の男 オメガマン
地球最後の男 オメガマン 1971年。チャールトン・ヘストン主演。そういえば「オメガマン」という題名に記憶あり。







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2007年12月09日

スプラッシュ

スプラッシュ 特別版

1984年作。BSでやってたのを実は途中半分くらいから見たのだが、人魚の足が(人間になった時)細くてきれいなのと、トム・ハンクスがあまりに若くて別人のようだったので思わず見てしまった。
細い、体も顔も。実はトム・ハンクスとは同級生(って年が同じ)なのだ。あの「ダ・ビンチ・コード」ではえぇー というくらいの年とった教授ぶりだった。84年といえば27才。このスプラッシュでは20才位の雰囲気がする。「フォレスト・ガンプ」は94年(37才)「ダ・ビンチ・コード」2006年(49才)
うーん、変わるもんだ。
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2007年12月04日

続・三丁目の夕日

見てきました続編。
どうかなー と思ったけどなぜかまた涙が出てきてしまった。そう悲しくもないんだけど昔風の映像みるとこの頃そうなってしまう。ツボを押さえてまとめてあります。

一番おもしろかったのは、鈴木オートにやってきた一平くんのはとこの美加とのちょっとしたいさかいに「スイマセーン」と手を額にやってあやまると、お父さんが「サンペイじゃなくあやまれ!」と言う所。ああ、三平ってけっこうテレビに出てたよなあとなつかしかった。

一平は団塊の世代でお父さんは戦争に行っている。今回も戦友会に行くエピソードがあった。昭和20年代生まれの子と親の世代が間に戦争が入って一番育つ環境に違いがあるのでは?などと思った。

前回のはマンガで読んだエピソードがけっこうはっきり分かったけど今回のはあまり分からなかった。そうしたらちゃっかり
三丁目の夕日 映画化特別編 続 (2) (ビッグコミックススペシャル)
映画に合わせて再編集したものが出ている。

実際に読んだのはこちらのムック版「特選三丁目の夕日/東京タワー (My First Big SPECIAL)」
特選三丁目の夕日/東京タワー (My First Big SPECIAL)
これはコンビニで売ってる安いヤツ。こちらも続編に合わせたエピソードをまとめてある。前にも言ってるがマンガはカラッとしている。それに茶川さんはジイサンである。このエピソードでは児童文学賞に落ちてなんと「エロス文芸大賞」を獲ってしまっている。

まあしかし映画ではヒロミが戻ってきてよかった。

映画HP
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2007年11月20日

インランド・エンパイア

INLAND EMPIRE

「マルホランド・ドライブ」がおもしろかったので、マルホを上回るリンチ世界〜という新聞紹介記事を見てあの世界にも一度浸れるのかと思い見たいと思ってました。その記事も忘れかけた今月、わが県でもひっそりと?上映されてたのでした。

なんと最初5分遅刻してしまったのですが、いきなり入ってきたなんとも「個性的」な老婦人のドアップの顔。すごい顔でした。まゆげの位置が個性的。

主演女優の顔、よーく見ると「あまり美人じゃない?」でも口元と顔全体の雰囲気はなんとも魅力的。いや随分昔どこかで見た顔。と1時間くらい経ってから「アっ、ジュラシック・パークだ」とやっとすっきり。この映画情報は新聞の記事紹介のみでHPもなにも事前に見ていかなかった。劇中劇とポーランド、がキーワードとしてあったのみ。

前半は現実と虚実、今日と昨日、明日といった錯綜がマルホランドドライブと同じような浮遊感にも似て映像を楽しんだのだが、途中から少しだれてしまった。うさぎ人間と若い女性たちがなんとも映像的にしっくりこなかった。マルホランド・ドライブが最後でなんとなくあ、そうか という落着があったけど、なんかこれは行きっぱなし、みたいでよくわからない。・・それにきれいな女優さんを見たい〜 前半の映画の撮影シーンのローラ・ダーンはすごく輝いていた。

デビッド・リンチは一旦美しくとりながら堕ちた女性を撮りたい人なのか。マルホランド・ドライブでもナオミ・ワッツの美しい姿と最後の姿がものすごい落差だったが。。

しかし、なんとエンドロールになったら、「JEREMY IRONS」と出てきたではないか。ええーっ どこに出てたの?(役名まで読めなかったし役名も覚えてない) なんとしたことか全然気がつかなかった。後でHPをみるか、いやパンフにはなにか一言あるかもと思いすごーく高い壱千円也のパンフを買ったのだがHP以上のことは何も無かった。監督役だったのだが・・ 髭のせいかなあ、それとも最近顔を見てないせいなのか、昔のイメージの面影はない。まあ役作りなんだからそれでいいのか。

音楽が1つだけ重い現代プログレ風のがあって面白いと思ったのがあった。パンフをみたらベックの「ブラック・タンバリン」(アルバム「グエロ」)か、ポーランドの作曲家クシシュトフ・ペンデレツキのものらしい。

INRAND EMPIRE のHP
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2007年08月29日

ヤン・シュヴァンクマイエル

新聞とネットでたまたま目に入ったアーティスト。
ヤン・シュヴァンクマイエル チェコの映像作家。

日経BJによると雑貨や料理、映像でチェコが注目らしい。

今日の日経夕刊に「ヤン&エヴァ シュヴァンクマイエル展」なるものの記事。白黒のちっちゃな絵がなにかおもしろそう。

でネットで調べたら9/12までラ・フォーレ原宿で展覧会をやってるら
しい。

ヤン&エヴァ フヴァンクマイエル展HP 会場と展示の絵がみられます

フジTVアートNET ヤン氏は映画のほかに画も書くらしい。夫人のエヴァさんの絵が何点か見られます。

過去にも展覧会があったらしい
新根津美術館 2005年11月

神奈川県立近代美術館 2005年10月 →展示

シュヴァンクマイエル映画祭in葉山 上の展覧会中にやったらしい

映画にはポーの「振り子」とか「アッシャー家の崩壊」などもある。
エヴァ夫人の「ヴィーナスの誕生」をもじった「ヴェノウシュの誕生」など興味深い。

ウィキペディア 映画の一覧あり
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2007年08月27日

晩春・麦秋(DVDで)

原節子の魅力にとりつかれて「麦秋」と「晩春」を続けてみました。

「麦秋」は北鎌倉を舞台に、婚期を逃しかけている娘(原節子)をめぐって心配する兄夫婦(笠智衆&三宅邦子)や両親(菅井一郎&東山千栄子)らの家族劇。

「晩春」はやはり鎌倉にすむ父と娘の物語で、北鎌倉に住む大学教授(笠智衆)が、婚期を逃しかけているひとり娘(原節子)を、寂しさをこらえて嫁に出すまでの物語。

この二つどうも筋が似ていてどっちがどうだったか時間が経つとごちゃごちゃになりそう。「麦秋」では親、兄夫婦と大家族で暮らしている、杉浦春子が近所のおばさん役。「晩春」は父子二人暮しで見合いをする。杉浦春子が父の妹役。

「東京物語」ではなんだかいやな長女役だった杉浦春子。ところが「麦秋」では近所のおばさん役でこれがなんだか役柄もやさしい役でとてもよかったのだ。「晩春」では笠智衆の妹役でこれもけっこうコミカルな感じ。杉浦春子って演劇界の大御所という言葉以外あまりよく知らないのだが、とにかく演技はうまいし彼女がいることで画面がぴりりとしてくる。

三宅邦子がどちらにも出ているのだが「晩春」での未亡人は原節子とはまたちがった美しさだ。昔の女優さんってきれいなんだなあ。

「麦秋」で田舎に帰った夫婦に「わしたちは幸せなんじゃ」とまた言わせてるなあ、と思ったら、「東京物語」「麦秋」「晩春」と制作年代とは逆に見てしまったのだ。2作目の「麦秋」で老夫婦が二人になって「幸せなんじゃ」と思い込もうとするのを「東京物語」で発展させたのだった。


晩春 [DVD] COS-021

晩春 [DVD] COS-021

  • 出版社/メーカー: Cosmo Contents
  • メディア: DVD

1949



麦秋 [DVD] COS-022

麦秋 [DVD] COS-022

  • 出版社/メーカー: Cosmo Contents
  • メディア: DVD

1951


タグ:原節子
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2007年08月11日

東京物語(DVD)

東京物語

そろそろ子育ても終盤に近づき子供達のいないさみしい日々。
東京にいる子供達を訪ねて、やがては結局夫婦二人なんですね、という内容だというのは知っていたので、見てみました。

何年か前確かNHKでドラマ化された時には見ていたのですが、その時は舞台がそのドラマ化された時代(昭和50年代前後?)でした。

これは昭和28年作。映画はこの28年設定で作られていると思うのですが、28年時点で、老夫婦の会話で「まあ子供に少し不満はあるが・・なんか思ったほど出世してないが・・思ったほどわし達にやさしくないが・・とにかく元気でやってるし、わしたちは幸せじゃよ、いや幸せなんじゃ」と言わせている。それが以外でした。自分の感覚だと昭和20年代はまだまだ親子関係は封建的な意識が色濃く残っている気がしていたからです。まあ生まれる前だからそう勝手に思い込んでいるだけかもしれませんが。

妻は68。夫は70だとして計算すると・・笠智衆演じる夫は明治16年生まれの設定だ!なんと自分の祖父とほぼ同じだ。100才で死んだ祖父は専業農家の「家長」であった。墓石に天保の文字が見える父の実家のその家では昭和40年代まで祖父を頂点として、その息子、またその息子、またその子供達、の4世代で暮らしていた。長男は家を継ぎ祖父が頂点にいた。ここ10年ひ孫夫婦は家を出て行ってしまい、孫夫婦2人暮らしだ。映画の世界とは40年遅れている。

訪ねてきた親の扱いに戸惑う子供たち、そしてその子供たちを受け入れる夫婦を描いた、それを昭和28年に描き出したのがすごい。当時の観客はそれを受け入れたのか?

杉村春子がどうしても子供に見えない。笠智衆(1904生まれだから当時49才だ)と夫婦か妹に見えてしまう・・なんだ杉村サンは1906年生まれだ!。山村聡も長老役でしか知らないが若い。三宅邦子がホントに若奥さん風・・オロナイン軟膏の着物の奥様しか知らなかった。女優はみな美人。特に原節子、初めて見たが騒がれるわけが分かった気がする。華がある。

原節子 1920生まれ。この映画の時は33か。イングリット・バーグマンを思い浮かべました。
 ウィキペディア 
映画ありき 原節子のページ 出演作、関連本などすごく詳しい。写真たくさん。
 作品リスト(お気楽映画事情) 画像あり

 キネ旬DB 原節子

原節子―伝説の女優 (平凡社ライブラリー)
原節子―伝説の女優 (平凡社ライブラリー)
 





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2007年08月10日

ブラック・ダリア(DVDで)

ブラック・ダリア
ブラック・ダリア コレクターズ・エディション 2枚組


謎の惨殺殺人、黒、エルロイ。
ジェイムズ・エルロイは自伝「わが母なる暗黒」がとても強烈で興味を持ったのですが、なぜか小説はを途中で読み進められない。これも途中で挫折した本なので映画なら、と思って見ました。

エルロイは少年時代、母が殺され犯人がわからないまま。「わが母なる暗黒」にはその母の遺体の写真が載っていた。といってもワンピースをきて女性が横たわってるもののように記憶している。

ブラック・ダリアもその記憶を反映させたもの、ということですが、
その遺体の場面の頬の白さはやはり自伝の写真を彷彿させました。

全体に画面が暗くて、それを際立たせるかのようなスカーレット・ヨハンソンの白い肌と金髪。ブラック・ダリアの謎が分かってしまえば割と肩透かしな感じがしないでもない。氷のボクサー役のジョシュ・ハートネットがかっこよかった。

ジョシュ・ハートネット 見たら「パラサイト」に出ていた。自宅で化学実験室をしている高校生の役。


映画HP

わが母なる暗黒
わが母なる暗黒
 表紙にも母の発見写真がありました。


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2007年06月14日

ティファニーで朝食を(BSで)

ティファニーで朝食を
ティファニーで朝食を
 1961

めずらしく家人が見たいというので。有名な映画なのに二人とも見たことがなかった。こういう映画だったんだ。
ヘプバーンってこういうしゃべり方するんだ。それとも役に合わせたのか。

なにか筋は退屈。作られた61年当時のアメリカの状況なのか、田舎から都会へやってきて一旗あげたい女の子、しかも14で後妻になった、などという現実がけっこうあったのか。そういう女の気持ちはけっこう現れてたと思う。

パーティの場面は「皆殺しの天使」という映画をちょっと思い浮かべたが、「ティファニー〜」の方が先に作られてる。

しかしヘプバーンの容姿とファッションを存分に楽しめたから、やっぱり見終わった充実感はあった。・・・ヘプバーン170cm。うむ身長はほとんど同じなのだが。。 華奢と骨太、の違い以上ではあるな。ま較べるほうが間違ってるか。

私のこだわり人物伝 2007年4-5月 (2007)
私のこだわり人物伝 2007年4-5月 (2007)


HNK教育でこの4月から5月に放送されたらしいが、ヘプバーンとマイルス・デイヴィス。その活字版。ヘプバーンについて講談師の神田紅が語ってるのは「骨の色気」なるほどと思う。これによるとこの映画、マリリン・モンローも候補にあがってたらしい。モンローだったらまったく別物になってただろう。ファッションがまず違うだろうな。ヘプバーンのファッションショーの感のあるこの映画だが、モンローだったら服はただの布切れになり肉体が前面に出るのかも。

あと、あのアパートの日本人は何? チビ、出っ歯、メガネ、カメラを体現させてるが。なぜに日本人? アメリカをばかにするイギリス人とか、陽気なイタリア人とか という設定もありだと思うが。

ティファニーで朝食を
ティファニーで朝食を
 
原作の文庫本もヘプバーンになってる。原作とはだいぶちがっているらしいが。。
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2007年05月19日

バベル

「バベル」見てきました。
3つの場所で起こってることが最後には一つにつながってくる。的は一発の銃弾。
新聞の映画評で見終わってあまり気分がよくない、と書いてあったが確かにあまりすっきりしない。

夫婦関係を立て直そうとモロッコにやってきた夫婦と銃をもった羊飼いの兄弟。その夫婦に雇われている不法労働のメキシコ移民の女性と親戚。銃の持ち主であった父と女子高生。

一番光ってたのは菊地凛子か。オスカーの授賞式でのドレス姿をみるとあまりきれいな人との印象は受けなかったが、高校生役の彼女は光っていた。しかし役どころはやるせない。「氷の微笑」で警官との取調べの場面でシャロン・ストーンが足を組みかえる場面は見えるのは太ももまでである。しかし姿勢は「どう? ふっ」という自信に満ちた挑発である。それに対しこちらは「怪物」なのだ。

メキシコ移民の女性子守とその家族の場面、それがメキシコ社会の典型ではないのだろうが結婚式の風習とかラテン系の考えは遠いところにある。

同じ監督の「アモーレス・ペロス」も劇場でみたがどうもこの3つの場面を合わせるというのは疲れる。

バベルHP
コミュニケーションを描いた映画だったのか・・ 
バベルの塔のいわれの前知識があったら違った見方ができたのかも。
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2007年05月18日

ラルジャン(BSで)

ラルジャン
ラルジャン


なにげなく見始めて消すタイミングが無く夜中の2時まで見てしまった。新聞の番組欄で「1枚の偽利札をつかったことから転落する青年、トルストイ原作」というのは見ていたので、ああ転落するんだなあというのは分かっていたのだが、思ってもみないすごい展開。

「利札」というのはお札ではなくクーポンとも呼ばれると検索には出てくるけど、よくわからないがお札ではないけどお金の役目は果たすものらしい。やけに大きい紙だった。

原作はトルストイというからには電気のないロシア時代が舞台なんだろうが、映画では作られた80年代と思われるフランスが舞台になっている。街並み、ドア、家具調度、オートバイ、囚人服、囚人、監視、犬までも色彩、形がスタイリッシュ。セリフや場面展開が唐突で直前まで見ていたBSデジスタのアニメーションを思ってしまう。

偽札は3つの場面で出てくる。最初が小遣いの足りない学生と偽札をなぜか持っていた友人。2つめがそれを使ったカメラ屋。3つめがカメラ屋に給油にきた主人公でおつりに渡されてしまう。

それぞれの場面で出てくる人たちも少しずつ偽札にかかわったことで人生がぶれてくるのだが、一番振幅の大きいのがまったくのぬれぎぬをきせられた給油していた主人公。あれよあれよというまに、ちょっとしたことがきっかけで監獄に入れられ最後には殺人まで犯してしまう。最初のきっかけをみると、こういうのも「バタフライ・エフェクト」というんでは?などと思ってしまう。
1個のパンから人生が変わっていったジャン・バルジャンは最後に救いがあったと思うが、こちらには無い。

最後の場面では現実に起こってる殺人事件をもちょっと思ってしまった。

ラルジャン キネ旬DB

原作本「トルストイ全集 10巻」河出書房新社 1973 品切れのようです。図書館へ。 



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2007年05月17日

マイアミ・バイス(映画)

マイアミ・バイス
マイアミ・バイス


サントラ盤を聴いたら映画も見たくなって見てみました。サントラ盤はモグワイが入ってるので買ってみたのですが、CD1枚全編なにか哀愁・・ ちがうな 荒涼・・ちがうな ぴったりな言葉がなかなかみつからないが、このDVDのカバー絵とほぼ同じジャケットの濃紺の寒冷なイメージを受けたのだ。

映画がどういうものなのかまったく知らないで見始めたが、30分くらい退屈で眠気がおそう。サントラ盤で耳に残った曲がモービーとモグワイだったのでそれが使われてると、ああ出てきたと覚醒する。

レンタル屋さんでのコピー文句が「この映画はハードな中にも恋愛がほどよくミックスされてそれがうまくいっている」というもの。麻薬の潜入捜査官を描いたものだというのが見始めて分かった。筋の進み具合でさてうまく潜入して暴けるかどうか、という興味は出てきたのでなんとかみ終える。

主役のコリン・ファレルは「アレキサンダー」で大王役をやった人だが、大王役の時よりはこちらの方が決まってる。顔をみてるとプラット・ピットのそっくりさんという気がしてきて、それがかえってあだになってるんじゃないかと思えてくる。

で最後におまけの監督や俳優インタビューを見たら「潜入捜査官」について語られていて、この部分を見たら見終わったばかりの映画の場面が生き生きしてきた。また南米で通りを歩く場面はセットではなく本物の通りで、その撮影場面もまた映画を少し面白く感じさせた。しかし二人の捜査官それぞれの女性との場面はなんだかよけいな部分な感じも。まあドンパチだけじゃやはりつまらないのかもしれないけど。

なんだか解説をみたら、おもしろく感じた、という不思議な映画でした。
サントラCDの濃紺の寒冷な印象というのは、リラックスしない、どこか高みから見てる感じなのだが、映画も主人公たちがうまくいくかどうかこちら側で見てる、という感じなのでそこが合ってるのかも。

コリン・ファレル マイノリティ・リポートにも出ていたのか。 ブラッド・ピットに似てると思うんだけどナ。

マイアミ・バイス (ヤフー映画)
マイアミ・バイス(USオフィシャルページ)

コン・リー コリン・ファレルの相手役。「2046」の時より若返ってる。役のせい?


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2007年05月04日

金田一耕助の映画(BSで)

金田一耕助の事件匣 市川崑×石坂浩二 劇場版・金田一耕助シリーズ DVD-BOX
金田一耕助の事件匣 市川崑×石坂浩二 劇場版・金田一耕助シリーズ DVD-BOX


月曜から4日間、BS映画劇場で見る。
「悪魔の手毬唄」「獄門島」「女王蜂」「病院坂の首縊りの家」とこの制作された順番での放送。やはりヒット・話題作だけあって飽きさせない作り。

当時まったく見なかったので初めて見た。横溝正史というと「八つ墓村」は前にTVで見たことがあったのだが、ショーケンと小川真由美が印象的なそれは野村芳太郎監督だった。どうりでこの市川昆のとは全然ちがう。

なんといっても収穫は轟警部ではないか。マンガ「名探偵コナン」はこの市川昆監督の金田一シリーズがベースになっているのでは? 加藤武演じる轟警部の「よし、わかった!」と拳を打つ的外れの推理はコナンの毛利小五郎だ。見ながら「眠らせてやれー」と笑ってしまった。

4作とも時代が昭和20年代後半。しかし最初の1作目、仁科明子とか大和田獏とか(なんと)北公次! たち村の若者が出てくるシーンは昭和40年代?撮影当時に設定してある?と思ってしまった。髪形が撮影された当時のままじゃない? 昭和20年代はああいう髪型はしてないんじゃないか。

筋はおどろおどろしい血族の因縁と、旦那が女を意のままにしてその結果の因縁の子のめぐる因果、と設定はどれも同じようだが、それはさておき4作まとめて見ると、今は大物になってる俳優の若い頃が見られる、というのが21世紀にこの映画を見る醍醐味かも。

佐久間良子、司葉子は存在感がありますねえ。桜田淳子も意外。「ペイパー・ムーン」の歌が聴こえてきた時はアイドル時代に比べすごく上手かったので吹き替えしてるんじゃないかと思ったくらい。演技もよかった。

あと「悪魔の手毬唄」の手毬唄を歌うおばあさん。原ひさ子。これはこれぞニッポンのおばあちゃんという感じ。歌を歌うしぐさもいい。若い頃はさぞかしきれいだったのかな。・・とこの原ひさ子さんの名前を調べるのにキネ旬のデータベースを見たら、なんと1961年にも作られている。金田一は高倉健!

posted by simadasu.rose at 11:04| Comment(4) | TrackBack(1) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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