2017年04月10日

T2トレインスポッティング2

前作から20年後の設定で出演者も監督も同じ。前作はお店でイチ押し展示されてたCDを視聴し1曲目の「ラスト・フォー・ライフ」に圧倒されて映画も見に行ったのだった。ラスト・フォー・ライフは確か冒頭で出てきたような気がするが、もう記憶があいまいだ。ただ当時、もう若者でなかったので、主人公がかなり年若いガールフレンドを家に連れ帰った時の親の方の気持ちになったことを覚えている。そして舞台はエジンバラ、亡き友を偲んで訪れた所はハイランド、というのが今回分かった。前作はそれも分からずみてたような気がする。というのもウイスキーに興味を持った2年前以来、ハイランド、ローランドなるスコットランドの地理が少し分かりそこら辺も興味深かった。また前作では気付かなかったが、英語も方言があるのか今回教科書英語とはまるで違って聞こえた。

主人公たちは46歳の設定である。あのどうしようもないけど突き進む青春の息吹がびんびんと満ちていた20代から20年。容姿と周りの状況は否応なく変化したけど、どうしようもない中身は変わってない。しかしまだ46歳だよ、これからまだ20年あるぜ、ひと花咲かせられるぜ、と還暦を迎えた身では思ってしまった。

T2映画HP

T2 トレインスポッティング -オリジナル・サウンド・トラック - ARRAY(0xf258430)
T2 トレインスポッティング -オリジナル・サウンド・トラック - T2サントラCDが既に出ている。T2では「ラスト・フォー・ライフ」はプロディジー。

トレインスポッティング - ARRAY(0x11998ae8)
トレインスポッティング -  1作目CD。イギー・ポップの「ラスト・フォー・ライフ」はやはり圧巻。

トレインスポッティング [DVD] -
トレインスポッティング [DVD] -  


T2 トレインスポッティング〔上〕 (ハヤカワ文庫NV) -
T2 トレインスポッティング〔上〕 (ハヤカワ文庫NV) -  原作は9年後の30台半ばであるようだ。

トレインスポッティング〔新版〕 (ハヤカワ文庫NV) -
トレインスポッティング〔新版〕 (ハヤカワ文庫NV) -  1作目原作。
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2016年12月29日

コナン・ドイルの事件簿~シャーロック・ホームズ誕生秘史(DVD)

コナン・ドイルの事件簿 VOL.1 [DVD] -
コナン・ドイルの事件簿 VOL.1 [DVD] -
2000~2001にかけてBBC制作のドラマ。町の図書館で1本借りてきたらはまってしまい全5巻を2日間で見てしまいました。

主人公はホームズの作者のコナン・ドイル。ホームズはドイルの医学校時代の恩師ベル教授がモデルである、というのはシャーロキアンならば周知の事実、ということらしいですが、なんとまったくこのドラマを見るまで知りませんでした。4巻を最初に見たのですが、医者のドイルが事件解決のため恩師のベル教授を呼び、それをメモに残している、という場面があったので、教授がホームズでワトソンはドイルなのか、と気づいたのです。

1巻ではひょんなきっかけからベル教授の助手になり、また父の懐中時計からベル教授に父親の病気と来歴を言い当てられ、たくさんの兄弟のいる実家、若き日の医学生ドイルがとても生き生きと描かれています。またベル教授もとても魅力的なおじさんに映ります。時代設定は1800年代後半ですが、セットが当時のイギリスの状況をリアルに表現して、同じBBCドラマのジェレミー・ブレッドの「シャーロック・ホームズの冒険」 を彷彿とさせます。また女子医学生と恋に陥るドイルですが、当時、女子学生が大学で学ぶ苦難も描かれています。

ホームズだと、事件そのものが全面に出て(あたり前ですが)、ナゾを解くホームズと、「どうだね、ワトソン君?」と、ワトソンは謎解きに関してはちょっとばかにされてるような設定となっていますが、このドラマを見ると納得しました。自身のベル教授との関係は師弟関係ですからね。また実際のドイルの恩師のベル教授は現場や死体からのプロファイリングを得意としていたようです。

脚本は、まったくのドラマオリジナルのようですが、ホームズものを掛けているいるものもあります。2巻「惨劇の森」では自転車に乗る女性が見知らぬ者に後をつけられる、という設定で、これはホームズにも同じ設定の「美しき自転車乗り」があります。特に第5巻のダニエル・ボイルは「トレインスポッティング」 の監督と知ってびっくり。5巻は謎が入り組んでいます。ドイルの弟がたまに出てくるのですが、これまたやんちゃでおもしろく、何巻かの最後でベル教授からプレゼントを貰い、それがあのホームズの被っている鹿撃帽なのには思わずニンマリしました。

コナン・ドイルの事件簿 DVD-BOX シャーロック・ホームズ誕生秘史 -
コナン・ドイルの事件簿 DVD-BOX シャーロック・ホームズ誕生秘史 -  全5巻BOX版もあり

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2016年07月31日

さざなみ(映画)

毎週の新聞映画紹介欄のシャーロット・ランプリングの老境の顔と紹介文で観てみようかと思った。

土曜日に結婚45周年のパーティーをするその週の初めに届いた、知り合う前の夫の昔の恋人の死体発見の通知。映画は、月曜、火曜、水曜、と一日ごとに進む。次第に見えない昔の恋人に対し普通ではいられない感情に捉われる妻。夫も昔の感情を思い出しているように思える。そして迎えるパーティーでの夫のスピーチ。夫は妻に記念のペンダントを送り、「人生の選択はまちがってなかった。妻よありがとう」と言い涙をながす。夫は画面から去り、S・ランプリングの顔が大写しになって映画は終わる。スピーチではえーっつ、納得したの?なーんだ、と一瞬思ったが、大写しのランプリングの顔は憂いに満ちている。

チラシは夫の顔が4分の1で表情は見えない、ランプリングは8割映っていて、グレイの目と結んだ唇が映画の内容を物語っているようだ。設定では1962年に夫が25歳なので、制作年2015だと夫は77歳、妻は10代で夫と知り合ってることになっているので70歳位の設定か。するとこの後夫の平均寿命まで10年位は結婚生活が続くわけだ。いや続かないか。監督は42歳である。夫の昔の女性関係に妻の心にさざ波が起こる、というのはよくあるだろう。それが結婚1年目か20年目か45年目か。1年目に起こっても封印し、それが45年目にまた再燃するかもしれない。紹介文を見た時からこの映画は夫とは観たくない、1人で観たいと思ったが正解だった。

場所はイギリス郊外なのか、非常に美しい田園風景に溶け込む毎朝の犬の散歩のランプリングの足の長さよ、実年齢70歳という姿のよさよ。(しかし身長は自分とほぼ同じなのだ)

「さざなみ」公式サイト

「さざなみ」映画comサイト
  監督インタビュー 42歳の監督に老境の夫婦の心情を見透かされる・・

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2016年05月14日

サンローラン(ギャスパー・ウリエル主演)

サンローランの最も輝いていた1967年からの10年間を描いたもの。レヴェナントの次の日に観ました。時代差150年、対極の世界です。こちらは晩年のサンローランにヘルムート・バーガーが出ていると知って観てきました。時の流れと人間関係とファッションと、その制作現場と。一時代を築いたサンローランの内側を知る格好の映画でした。サンローランの服は一度も着たことはないけれど、ファッションと人生にとても興味が湧きました。少し前に別のサンローラン映画も公開されていたようで、こちらはサンローラン財団公認のもの。しかし、どちらも俳優はそっくりです。本物がかっこいいのね。共同経営者のピエール・ベルジェやその他の恋人との描き方の違いなのか。

肝心のヘルムート・バーガーは、「これは4代目だ」とフレンチブルドッグをなでながら出てきましたが、江守徹を思い浮かべてしまう風貌だった。でもファンは貫きますよ。このフレンチブルドックはスパイスでした。薄暗い自室で1人TVでビデオを見てる場面があって、それが「地獄に堕ちた雄者ども」だった。おもわずにんまりしてしまった。

「サンローラン」公式サイト

SAINT LAURENT/サンローラン [DVD] -
SAINT LAURENT/サンローラン [DVD] -  もうDVDが発売されている

イヴ・サンローラン [DVD] -
イヴ・サンローラン [DVD] -  こちらはサンローラン財団公認のもの。

イヴ・サンローランへの手紙 -
イヴ・サンローランへの手紙 -  ピエール・ベルジェ著 2011  サンローランが亡くなってから書かれたもの。

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レヴェナント(蘇えりし者)

久々の劇場での映画。なんと人類資金以来2年ぶり。ディカプリオが念願の主演男優賞を取ったのだからこれは観に行かねばなるまい、久しぶりに観たい意欲が湧いたのだが、シネコンで大きい部屋かと思ったら小さい部屋で4割位の入り。

予備知識は、息子を殺されて復讐のため過酷な自然でサバイバルして目的を遂げた、しかも実話であるとのみ。圧倒的な自然を描きたかったとも。季節は冬で画面は雪の白と、針葉樹の大木群の幹がそそりたつ根本には冷たい、川にならない水の流れが一面に広がる。そこを荒くれた男たちがびしゃびしゃと歩く。寒くて冷たくて靴の中は水だらけだろうなあ。
毛皮をとっているが、時代は1800年代初盤(調べると1823)、お決まりのインディアンとの軋轢。しかし21世紀の映画だ、ここは俺たちインディアンの土地なんだ、という被征服者側の思いはきちんと描かれていた。なにより息子の母はインディアンなのだ。「ダンス・ウイズ・ウルブス」とか、同じアメリカ初期を描いた「ギャング・オブ・ニューヨーク」が頭をよぎる。うーん、アメリカも初期は無茶苦茶無法だ。

2時間半、画面での時間の流れは2カ月位なのか。同じ2時間でも人の一生を描いた映画とは随分違うなあなどと頭の中で思いながら見終える。雪の大木群、雪の延々続く荒野、そこを縫う水量のある冷たい河、ひたすらに前進するディカプリオ。圧倒的な自然は感じました。

根底は「家族への愛」だそうです。イニャリトウ監督

映画公式HP

レヴェナント 蘇えりし者 (ハヤカワ文庫NV) -
レヴェナント 蘇えりし者 (ハヤカワ文庫NV) -

レヴェナント:蘇えりし者【DVD化お知らせメール】 [Blu-ray] -
レヴェナント:蘇えりし者【DVD化お知らせメール】 [Blu-ray] -

4・23
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2015年12月05日

狩人の夜(BSで)

狩人の夜 [DVD] -
狩人の夜 [DVD] -

見たのは半分あたりからか。水中、川の中で水草がゆらめいた先に白い服の女の人が黒髪を同じ方向になびかせている、という場面から。水面では小舟から、からまった釣り糸の先を覗き込む老人。言えば俺が犯人にだと思われる・・ と現れる上目使いのロバート・ミッチャム。最初、シルベスタ・スターロンかと思ってしまった。地下室の兄妹。温かい料理を持って現れる隣の老婦人。木の上のフクロウ、地面のコウサギ。
 ここらでググってしまった。筋はわかっても何か引き込まれる。助けられる鍵となる老婦人がまたいい。リリアン・ギッシュ。お兄ちゃんの七三分けの髪の毛が時代を感じさせる。こういうのを、フィルム・ノワールというのだ、とあった。黒い映画~救いようのない虚無的・悲観的・退廃的な指向を持つ犯罪映画なのだという。「郵便配達は二度ベルを鳴らす」など、とあった。なるほど空気は似ている。1955年公開。

狩人の夜 (創元推理文庫) -
狩人の夜 (創元推理文庫) -

原作がもともと1953の発売時、ベストセラーとある。

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2014年07月15日

ショーシャンクの空に(BSで)

ショーシャンクの空に [DVD] -
ショーシャンクの空に [DVD] -

始まって少し経ってしまっていたようだが、ぐいぐいすいこまれた。題名は知っていたが、中身はほとんど知らなかった。途中めずらしくググルこともせず、なので終盤、○○号は出てきません、と朝の点呼で言った時、前日のロープもあったので、てっきり首つりしてるのかと思ってしまった。・・読めない自分。

無実の罪で20数年、相棒の老モーガン・フリーマンの刑期40年は、第二次世界大戦前からですね。これはキングの創作? 元になった事件とかがあるのか? しかし、終わり方は胸がすく。やはり勧善懲悪が好き。
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2014年02月03日

NANAナナ(BSで)



2005年作というから今から9年前の映画。なんとまあ登場人物はちょうどわが子の世代なのだ。しかし見ている自分はというと18の自分になっている。ビクトリア滝の番組のあと、引き寄せられ最後まで観てしまった。新幹線で出あう二人のナナは二人とも男を追っての北の街から東京へという、なにか昭和の「心の旅」とか。小樽とも思える倉庫でのレンとナナの最後の夜は、♪あ~だから今夜だけは~君を抱いていたい~ の世界ではないか。レンとナナ、奈々と美大生、昭和の四畳半の世界は平成でも生きていたのか。いやこういう恋愛感情はいつの世もかわらないのか。やってるのはロック?衣装はパンク”風”? ウィキで調べると主題歌はラルク・アン・シエルだそうでなるほどラルクの匂いがする。 観ながら原作は漫画なんだろうなあと思ったが、なるほど漫画だった。第1巻の表紙をみると、ナナたちのアパートの窓がそっくり映っていた。いや逆ですね。漫画そっくりにアパートをしつらえてる。奈々が追ってきた美大生の彼とバイトで知り合う同じ美大生の幸子、映画ではよくある設定。配役はサエコとある。おおこれがかのダルビッシュ投手の奥さんだった人なのか。このあとすぐ結婚してるんですねえ。

しかし自分は御法度以来の龍平君のファン。この時は22歳なのか。原作のレンはまた違うイメージらしが、龍平君いつみてもいいです。


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2013年10月20日

人類資金(映画)

土曜日の王様のブランチでの出演者登場での紹介をみて家人が見たいというので、さっそく見てきました。公開2日目だったんですね。こんなに公開とともに見たのは初めてかも。

昭和20年、終戦間際に現れたM資金と呼ばれるおかね。それは武力から経済へと転換を図るために用意された・・と。・・まったくの前知識なしです。実際そういう裏資金の噂はある、という話ですが。

真相はともあれ、けっこうおもしろかったです。番組に現れた、佐藤浩市、香取慎吾、森山未来、観月ありさ、を念頭に置き、その映画中での関係が、まったく前知識なしなので見ながら理解するのにちょっと一苦労。終戦時の当事者たちの孫、ということになってます。なぜか知らないが四人ともとにかく武力に長けていて、森山未来、観月ありさが効果音とともに、長い脚で相手をばしばし倒します。

配役がまた豪華。最初にちょっと現れるサングラスの男が豊川悦司。財団の米国側代表、観てる間中このがいじん、どこかで見たことあるかも、と思ってたのが、あとでチラシを見たらヴィンセント・ギャロです。ロシアにいた日本人がオダギリ・ジョー。岸辺一徳も毎度ながら昔のタイガースからは想像もつかない役者ぶりですよね。

人類資金1 (講談社文庫) [文庫] / 福井 晴敏 (著); 講談社 (刊) 福井晴敏著 講談社文庫 2013.8
原作は文庫で4分冊。

映画HP
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2013年06月20日

華麗なるギャツビー(映画)

見てきました。
本では説明されてない部分が映像化されて、原作では理解できなかった設定とか感情が少し分かった感じ。
冒頭からウエストエッグ、イーストエッグが、もともとの金持ちの住む所、新興成金の住む所、と説明されて親切な作り。

本だとデイジーがまったく魅力的に思えないのだが、映像だと、言葉でも界隈きっての美人と説明され、実際キャリー・マリガンは、愛らしく、これなら執着するかもと納得。トムの愛人の住む、労働者街が灰色、ギャツビーやデイジーの住居が緑豊かな所と、アメリカの当時の社会状況が示されている。ギャツビーの家から見えるデイジーの家の、緑の灯が象徴的に何度も映される。

原作を読んでは、結婚してしまった初恋の女性にいつまでも執着しているバカな男、とそこだけが残るのだが、映画では階層の上下をくっきり描いているので、アメリカンドリームといいつつも、階級の壁にもろくも崩れ去ったギャツビーという構図となり、小説でうっすら感じた語り手トビーから漂う余韻のようなものはこれだったのかな、と思う。原作でつかみきれなかった1922年という時代を華麗な映像で描くのに成功している。ただ、最後にGatbyとタイプで打ち、あとから、GREATと手書きでトビーが書き加える場面があったが、まさにGREATで、邦題の「華麗なるギャツビー」よりは「偉大なるギャツビー」の方が当てっる気がする。

字幕が見えないと困ると思い前から4列目で見たのだが、前すぎた。。画面を俯瞰できなかった。ディカプリオを見たい、というのがそもそもの目的なのに、字幕を読んでると姿まで目がいかない。これがもっと後ろだったら同時に目に入ったのだろう。パンフレットにディカプリオのインタビューが載っていた。「高校で原作を読んだ時は、すごく古典的な恋愛物語だと思い、どうしてギャツビーがデイジーをこんなに愛しているのか不思議だったが、大人になって再読して、デイジーはギャツビーにとって幻想でしかないと気づいた。」成功してデイジーに会う、思い描いた成功に”昔のデイジー”が必要だった。「彼は幻想の中に生きていた、愛が何なのか、デイジーがどんな女性なのかという、彼が抱いている概念は、非現実的なものなんだ。」「彼の中で愛が非常に歪んだ形になってしまっていた。・・典型的なラブストーリーとは思えない・・そこがいちばんエキサイティングなポイントではあった」と語ってます。いやあ、明確に語ってくれていますね。

ジョーダン役のエリザベス・デビッキが出色。デイジーとジョーダンのファッションは、うっとりします。夫のジョエル・エドガートン、語り手トビーのジョン・マクガイア、皆適役ではないでしょうか。

最後のクレジットロールで音楽にブライアン・フェリーの「恋はドラッグ」が出てきていた。まったく気づかずあとでサントラを試聴してみたら、新しいアレンジだった。一番最後に歌う女性ボーカルがよくて、アデルに似てるなと思ったが、Siaというオーストラリアの人だった。(キル・アンド・ラン)
ミュージック・フロム・バズ・ラーマンズ・華麗なるギャツビー / TVサントラ (演奏) (CD - 2013) サントラ盤

華麗なるギャツビー [Blu-ray] / ロバート・レッドフォード, ミア・ファロー, ブルース・ダーン, カレン・ブラック, サム・ウォーターストン (出演); デイヴィッド・メリック (プロデュース); ジャック・クレイトン (監督) 私の年代だとこのロバート・レッドフォードのが印象深いが、こちらも見て見たくなった。

ワスプ(WASP)―アメリカン・エリートはどうつくられるか (中公新書) [新書] / 越智 道雄 (著); 中央公論社 (刊)「WASPアメリカン・エリートはどうつくられるか」
アメリカの階級がどのように作られたのかに興味を持ったので読んでみたい。 

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2013年05月31日

アフタースクール(BSで)

アフタースクール [DVD] / 大泉洋, 佐々木蔵之介, 堺雅人 (出演); 内田けんじ (監督) 2008.5公開

中学の先生・大泉洋、エリートサラリーマン・堺雅人、同窓生だと名乗る探偵・佐々木蔵之介。
「母校の中学校で働くお人好しな教師・神野のもとに、かつての同級生だと名乗る探偵が尋ねてくる。探偵は、神野の幼馴染で、今は一流企業に勤める木村を探しているという。 探偵の強引なペースに巻き込まれて、心ならずも木村探しに巻き込まれるうちに、神野の知らない木村の姿が明らかになり、事態は誰もが予想しない展開に向かっていく。」

見始めるとき、また例によって作品の検索をかけると、このような説明が。こういう前情報を得て見始めたので、さあ、エリートサラリーマン木村は、実はとんでもない悪事を企んでる悪者であったのか?とか、実は女が何人もいる男なのか?とか、そう思いながら見ていたのですが、最後は、ガクガクと展開し、ア、そうだったノ、とけっこう軽いオチ。今から6年前の映画。みんな若い。大泉洋も一回り細い感じで少年の面持ち。そこがよかった。退屈はしない作りでした。冒頭、臨月のおなかをかかえた常盤貴子の回りでの山本圭がいい。

大泉洋の「探偵はBARにいる」を見たばかりだったので、彼の不思議な魅力を再認識。決して美男ではなのに不思議な存在感がある。


「探偵はBARにいる」
探偵はBARにいる 通常版 [DVD] / 大泉 洋, 松田龍平, 小雪, 西田敏行 (出演); 橋本 一 (監督) 2011.9公開

こちらも偶然tvで見た。見始めてすぐに電話の主は想像がついたし、最後の結婚式での場面も、そういう撃ち方はできるか?など、粗さもあるが、松田龍平とのコンビは飽きさせない。



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2013年05月26日

みんな元気(BSで)

みんな元気 [DVD] / ロバート・デ・ニーロ, ドリュー・バリモア, ケイト・ベッキンセール, サム・ロックウェル, キャサリン・メーニッヒ (出演); カーク・ジョーンズ (監督) 2009 アメリカ

偶然BSで見る。1人暮らしの年老いた父。やってくるであろう子供たちのために、いそいそと最高級のワインと肉を買いにいくが誰も来ない。そこで4人の子供に会いに行く。抜き打ちで子供の家に行くと皆困ったようにもてあまし気味。・・ああ、アメリカ版東京物語だな、と思いつつ最後まで見る。

東西を問わず、子供が独立すると、まして抜き打ち訪問なんてのは子供にとって、とても迷惑なことなんだなあ、などと思う。自分が親の立場になると、子供としての気分は忘れてしまい、思い出せば、まったくもって親の訪問は戸惑い以外の何物でもないのである。親は来るものではなく、行くもの、なのである。

ともあれ、父の心臓発作で、図らずも子供が枕元に揃う。ここで逝ってしまうのかと思いきや、回復し、めでたく、今度は中程度?の七面鳥とワインで父の自宅で子供が集まりパーティーとなり、ハッピーエンドとなるのだった。東京物語だと、母の葬式の所である。小津の方が家族への見方は醒めてる。

東京物語でも、思ったほどの生活をしてない子供たちに、自分を納得させるように、笠智衆が、まあ、これでよしとしよう、ばあさん、わしらは幸せだよね、といったセリフを言うが、こちらでもまったく同じだった。これはまったくもって現在の私自身の言葉そのもの。とびきり出世した子供がいても、或いはそう思うのかも。親にすり寄る小さな可愛い子供は記憶の中にいるだけだ。

調べて見ると、1990にマルチェロ・マストロヤンニ主演のリメイクで、1990のそれが、小津へのオマージュだということだ。 
みんな元気1990
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2013年02月17日

きつねと私の12か月(BSで)

きつねと私の12か月 [DVD] / ベルティーユ・ノエル=ブリュノー, イゼベル・カレ, トマ・ラリベルトゥ (出演); リュック・ジャケ (原著); リュック・ジャケ, エリック・ロニャール (脚本); リュック・ジャケ (監督) 2009.1月日本公開

30分位始まってしまってから見始めたのだが、女の子ときつねの映像に見入ってしまい2時半まで目を離せなかった。だんだんと距離が縮んでいく二人。二人と言いたくなってしまう。きつねにも人格を感じてしまった。しかしそこが衝撃の結末につながるわけだが、主人公の女の子は細身でしなやかに自然と一体化し、きつねは逆にカメラワークによるのだろうが目に意思を感じてしまう。焚火あとのある森できつねの首にスカーフを巻き、犬のように紐をつけたあたりから、ああ、これは危ないな、という感じがしてくる。題名が12か月とあるから区切りのある物語なんだろうなという想像はつくが、やはり最後は衝撃だ。なんか2,3日最後のきつねの姿が頭から離れなかった。

ジャン・リュック監督インタビュー(地球の歩き方)
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2013年02月16日

クララ・シューマン(BSで)

クララ・シューマン 愛の協奏曲 [DVD] / マルティナ・ゲデック, パスカル・グレゴリー, マリック・ジディ (出演); ヘルマ・サンダース=ブラームス (脚本); ヘルマ・サンダース=ブラームス (監督) 2008年

こちらもBSで。クララ・シューマンはシューマンの妻でピアニストでもあって、シューマン以外の音楽家とも確か何かあったと、随分昔FMレコパルという雑誌に掲載された音楽家の伝記漫画でよんだことがあったような、とそれくらいの知識。シューマン、ブラームス、それぞれの曲になじんでいればより楽しめただろうという気がします。見ながらまたウィキペディアで検索しつつ見てしまいましたが、クララとブラームスの関係はクラシック界の謎といわれているそう。映画での3人の描き方に否定的な見方もあるようですが、結婚生活のほとんどの期間、妊娠してたんだとか、それにも関らず演奏会を開けるだけの腕を維持していたこととか、クララの演奏会や日常の衣装、家の調度、お手伝いのいる状況とか、そういう映像を見て、そうだったのかと親しみを持ちました。ブラームスのハンガリー舞曲第5番は、ああこの曲かと聞きおぼえがあった。映画では出てきませんが、クララは数年前まで使われていたドイツの100マルク紙幣に肖像が印刷されていたそうで、う~ん樋口一葉か、などと思ったり。主演のマルティナ・ゲデックは「善き人のためのソナタ」に出ていたそうで、ああ、あの部屋の中での女の人かと思ったり、いろいろ連想が広がりました。

goo映画 クララ・シューマン

映画の題材になるのか、ナスターシャ・キンスキーキャサリン・ヘプバーンでも映画化されていた。

youtube ハンガリー舞曲第5番

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2013年01月15日

花のあと(BSで)

花のあと [DVD] / 北川景子, 甲本雅裕, 宮尾俊太郎, 市川亀治郎, 國村 隼 (出演); 中西健二 (監督) 2010公開

再放送の「蝉しぐれ」をみて、最後の再会の描き方がどうも受け入れられず、もう藤沢ものはみるもんか、などと言いながら、また見てしまいました。悪徳お役人と正義漢の剣豪、実らぬ淡い恋心といった定番ネタなのですが、なぜかこちらはまあ星3つといったところ。娘たちの着物を見る楽しみ、非業の剣豪役の宮尾俊太郎の初々しさ、夫となる甲本雅裕の笑顔のよさに救われてるかも。藤沢氏自身こんな筋書きはありえないと思っても、髷をつけたメルヒェンとして理想を書き続けたのかもしれない、と思い至りました。藩政への不正に対しては必ず正義が勝つようになっているので、そこは見てすっきり勧善懲悪・水戸黄門効果があります。個人的に実らぬ恋に対する描き方が受け入れられない場合もあるという、そこが視聴後の後味の良しあしになるのかな。

考えるに、「花のあと」は女性にとってとても都合のいい話になってます。結婚前に妻には好意をもった人がいたのを知っているがそれを承知の上で婿に入った寛容な夫、という設定。方や「蝉しぐれ」は夫には幼馴染の思い人がいて、十数年かののち再度二人は再会の時をもつが、それを全く知らない妻、という設定。妻は知らないのだからいいのだろうけど、観客は画面で見ているわけで、妻の立場に立って観るとたまらん、ということになる。


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2011年11月30日

ブラッド・ダイヤモンド

ブラッド・ダイヤモンド [DVD] / レオナルド・ディカプリオ, ジャイモン・フンスー, ジェニファー・コネリー, カギソ・クイパーズ, アーノルド・ボスルー (出演); エドワード・ズウィック (監督) 2006アメリカ映画

録画してたのを見る。ディカプリオがなかなかよかった。公開当時32歳。大人の顔も板についてきた感じ。
アフリカ、シエラレオネ共和国の内戦1991-2000での「ブラッド・ダイヤモンド」~戦争資金調達のために取引されるダイヤモンド~をkeyに物語は進む。アフリカにヨーロッパ人が入り込まなければ発生しなかったであろう物語なのでは?と思う。アフリカがアフリカ人たちだけだったら? ダイヤモンドにこういう過程があるのはこの映画で初めて知った。ショウウインドーもうっとりながめられない。

シエラレオネ、位置を調べてみると、アフリカ地図で左のでっぱりの下。ディカプリオ演じるダイヤの売人ダニーはローデシア生まれの白人。幼少時みなしごになり(確か)、傭兵になって今はダイヤの売人。ローデシアはアフリカ南部。物語は、内戦によって村を襲われ、家族とばらばらになった魚師ソロモン、ソロモンの息子で少年兵にされてしまう息子、戦争を取材するジャーナリスト、政府軍、反政府軍、そして軍に武器を調達するバックの国が悲しくさみしくからみあう。登場人物それぞれに、戦い、によって幸せな人生じゃなくなっている。ダニーにしてもアフリカの南から、生きるためにシエラレオネまで流れてきたのだ。戦いはなぜなくならないのか? 凡庸だがこういう問いを発っしてしまう。

ソロモンの子供がさらわれ少年兵にされる過程が恐ろしい。だが最後、少年兵にされた息子を取り返せたことが救いだ。

ブラッド・ダイヤモンド映画HP

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2011年01月30日

シテール島への船出(BS)

撮っておいたBS。エレニの旅は作りすぎた映像、などと思いつつもやはりどこか心の底に届いたのか。こちらも静かな作りながら観終わりました。どんどんみないとHDが満杯になってしまう。

こちらは一転して老夫婦の物語。映画監督の息子の目を軸に展開。やはり舞台はギリシアなのだろう。32年ぶりに夫、父がロシアから帰ってくる。ギリシア版「父帰る」か、と思いつつも菊池寛のそれって筋知らないんだな。と今回はあらすじ検索は紹介までにとどめ画面に没頭した。エレニほど作りこみの絵という印象は無かった。何箇所か、おお、この場面は静止絵画だな、と思える印象的な場面はあった。普通の動きのなかに効果的なシーンが有るくらいでちょうどいいのだ。

よく分からないが32年前、内戦で父は戦い山にこもりロシアへ逃げた。そこで妻子を設けたがなぜか今回帰ってきた。それが監督になった息子の劇中劇みたいな感じで進む。とこれは前情報なのだが、読んでなかったら観ていて分からなかったかも。で昔住んでた山沿いの村は村人は街へ出て無人になっている。スキー場の話があり村人全員の土地売買契約のサインをしようとするその場面で父は拒否。「またか」と村人。32年前もそういうことがあったのか、と思わせるが、この村、石造りで家の前には風化した木の柵があり、葉を落とした木が立っている。この場面がフリードリヒの「樫の森の修道院」という絵を彷彿とさせる。
furi.jpg

フリードリヒの絵は日本にいるとついぞ見ない風景なのだが、ギリシャというか石の家のヨーロッパではけっこう有りうるものなのかなどとちらと思った。

土地の売買を拒み農機具小屋?が燃えるシーンなども印象に残る。しかしなんといっても最後の場面だ。浮橋に、帰ってきた夫と待っていた妻が抱き合い、そして立つシーン。シテール島へ向かうというのか。ヴィーナスが生まれたという島、独身者が巡礼すれば好伴侶が見つかるということになっているらしいが。この夫婦のなれそめも妻のうわごとで知らされる。若き夫は****(忘れてしまった)からの難民で、14歳だった妻カテリーナの家で水を飲んだというのだ。子供は50歳位に見えるから、村での幸せな?暮らしは20年間位はあったのか、いや必死で私たちを育ててという言葉があったから10年位だったのか。映画では「ほんとはわしもカテリーナが好きだった」という父の村時代の友人も出てきて何かと世話を焼く。しかし32年間待ち続けた妻はロシアで現地妻を持とうとも、やはり心は夫にあったのか。この夫と妻役の二人がいい。妻は小さくて頼りなげ。これがカトリーヌ・ドヌーブとかソフィア・ローレンみたいな女優だったらこの場合絵にはならないんだな。

しかし帰ってくるのは父が多い。妻は待ってる、映画とか小説では。で帰ってきて「昔と同じ、怖くなるとすぐ隠れるのね」と妻に言われたりする。

でなんだかよく分からないが、なにやら有名らしい監督の作品を見たのでありました。あと1作残っているのだ。

テオ・アンゲロプロス全集 DVD-BOX II (ユリシーズの瞳/こうのとり、たちずさんで/シテール島の船出) / ハーヴェイ・カイテル, マルチェロ・マストロヤンニ, アキス・カレグリス (出演); テオ・アンゲロプロス (監督) DVDboxが出ている
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2011年01月28日

エレニの旅(BS)

エレニの旅 [DVD] / アレクサンドラ・アイディニ, ニコス・プルサニディス, ヨルゴス・アルメニス (出演); テオ・アンゲロプロス (脚本); テオ・アンゲロプロス (監督)

かつてロシアのオデッサに行き、革命でギリシアに戻たギリシア人の話。1919年から1949年の出来事。

もの悲しい音楽、黒い衣服、似たような顔・・ そして様式美すぎる映像・・ きっと絵コンテ通りの映像なんだろうな。黒澤明の「乱」だったか赤と何かの色の対比の戦闘シーンがとてもいい、と思ったけど、これはやりすぎなんじゃ。。

最初の緑の地平の彼方から黒い服の一群が静かにやってくる、またイカダに乗った葬送シーン、アメリカへと希望をつなぐ(あるいは逃げていくかのように見える夫)別れの場面に、編み切れなかったセーターをほどく糸・・(これ監督は手編みをしたこと無いよね、ほどくなんて、ここだけは違う表現にして欲しかった。だけどエレニの希望が断ち切られることの暗示のつもりなのか)どれも絵としてはいいんだけど、なんかな、という感じ。こういうの好きだったハズなんだけど、年取って好みが変わったのかな、と自問してしまった。

オデッサってどこ? テサロニキってどこ? ギリシャの近代史って? これも「アビエイター」と同じくパソで調べながら見てしまった。きっと映画館で映像に没頭して見たらもっと入り込めたのかもしれない。けど訳わかんない、って状態だろうな。

1919年恐らく3歳くらいのエレニ。30年の間、戦争、歴史に翻弄され夫も子供も育った村も失って1人残る、というと80位の老婆になってるイメージなのだが、3歳で孤児になり、13歳で子どもを産んで、17位で夫と村を出る。1937年に夫がアメリカに行った時は21歳。ギリシアの内戦が終わった最後のシーンは34歳なのだ。最後のシーンは背面の水に横たわる息子を前に、すべてを失って再起不能という状況なのだが、34歳だ。まだまだリセットしなおせるではないか、と年齢を数えて思い直してしまった。

解説によると第二部、第三部があって20世紀末まで描く構想があるらしい。エレニのリセット人生が描かれるのかな。映画なんだもん、続きはエレニをサバイバルさせておくれ。

監督インタビュー記事
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2011年01月15日

アビエイター(BS)

アビエイター 通常版 [DVD] / レオナルド・ディカプリオ, ケイト・ブランシェット, ケイト・ベッキンセール, アレック・ボールドウィン, イアン・ホルム (出演); ジョン・ローガン (脚本); マーティン・スコセッシ (監督)

ディカプリオが賞をとれなかった映画、として記憶にあったので見てみました。予備知識まったく無しで、ネットでハワード・ヒューズを、キャサリン・ヘプバーンを、エヴァ・ガードナーを検索しながら見るという・・こんな見方をしてしまいました。

しかし伝記映画として、おお、アメリカにこういう男がいて、金の桁が違う生活、生業を成し得た人がいた、と楽しめました。キャサリン・ヘプバーンが、二人で話し合いたいと思っている時にヒューズに電話がかかってくる、すると「電話はとらないで」と頼むがヒューズはとる。きっとすぐ話を終わらせようと思ったのでしょうが、飛行機の開発の話になり止まらなくなる。。 と女の話題にも事欠かないけれども、飛行機の開発の鋭い先見性(雲の上を飛べば速くなる、これからはジェットの時代だ、とか)があったのがさりげなく表現されてました。

キャサリン・ヘプバーン役のケイト・ブランシェットが助演女優賞をとったのは分かる気がします。なぜディカプリオは主演男優賞とれなかったのかなあ。老けた丸顔が災いしたのかなあ。
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2010年12月29日

ミニシアター

今日の日経に「凍えるアート映画」と題して「ミニシアター閉館ラッシュ」という記事が載っていた。なんと恵比寿ガーデンシネマが来年1月28日をもって閉館するという。94年の開館以来17年間の興業に幕がおりる。よく覚えていないが恵比寿界隈が整備され、ビールと三越とシネマと恵比寿にくれば3種類の楽しみが同時に揃っている・・ という感じだった。それまでは恵比寿に行ったこともなかった。わざわざ映画をみるために、あるいは東京へ来たついでにここで映画を見た。覚えてるのは「モーターサイクル・ダイアリーズ」「テルミン」「ゴーストワールド」あと何本かみているはずだ。最近はシネコンが全国にあり一館一作というのはウケないというのが理由らしい。そして最近の若者はミニシアターやアート映画離れしてるという。そういえば久しぶりにレンタルビデオ屋を覗いたら以前はあった「ミニシアターコーナー」が無くなっていた。代わりに韓流とTVドラマコーナーが増えていた。

ミニシアターといえば思い出すのが新宿の歌舞伎町にあった映画館。そこは階段をあがった所にあった。初めて行ったのは1978年12月14日あたり、ミケランジェロ・アントニオーニの「欲望」「さすらい」を観た。なぜ日にちまで覚えてるかというと卒論の提出1週間前だったのだ。その頃はさほど映画に興味は無く、ヤードバーズ時代のジェフ・ベックが「欲望」という映画に出ている、という理由でこの時期に映画を見るとどうなるか、怖くはあったのだが誘惑に勝てず行ったのだ。その頃ジェフ・ベックが好きでおまけに前月に来日公演で生を見てるのだから我慢はできない。そして翌月に「アンダルシアの犬」「幕間」などのシュールレアリズム映画を見た。もちろん「ぴあ」を見て行った。観客はせいぜい2,30人入ると満杯になる広さだったと思う。スクリーンも小さかった。でも印象は強烈。なにせ入口でビニール袋を渡され靴を入れて観るのだ。

なんという名前の所だったかずっと思い出せなかったが、まあネットは便利なもので、たぶん「アートビレッジ新宿」または「新宿アートビレッジ」でまちがいないように思う。

「私の小さな映画村」検索で出てきました。村長さんとは同学年のようです。新宿の小さなビルにありました、とある。blog版シネシャモ日記ではなんと「さすらい」「欲望」の2本立を4月(おそらく79年)に見たとあります。繰りまわしで上映してた事実も確認できました・・

「デザイン室」blog アンダルシアの犬など前衛映画を定期的に上映していた、とあるのでここで間違いないように思います。しかし下がジャズ喫茶「タロー」というのは気がつかなかった。。表通りの「サムライ」なら知っていたけど。

場所の記憶 舞踏もやっていたのか? 他にピットインの写真も oficeJ1がメインページ 「70年代アバンギャルド」のなかの「状況」ページにあります。ちょうど10歳年上の方のページです。

新宿アートビレッジ  文:芦川羊子 映画上映が目的で作られたスペースであると書いてあります。が、舞踏もやっていたようです。三階にあったようですが、そんなに階段登ったかな?なにせ2回しか行ってないですからね。上記「70年代アヴァンギャルド」の中のページらしいのですがページをたどれません。

映画とか山歩きとか の映画用語辞典によると1980年で閉めたようです。


posted by simadasu.rose at 17:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | 更新情報をチェックする
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