2016年07月31日

さざなみ(映画)

毎週の新聞映画紹介欄のシャーロット・ランプリングの老境の顔と紹介文で観てみようかと思った。

土曜日に結婚45周年のパーティーをするその週の初めに届いた、知り合う前の夫の昔の恋人の死体発見の通知。映画は、月曜、火曜、水曜、と一日ごとに進む。次第に見えない昔の恋人に対し普通ではいられない感情に捉われる妻。夫も昔の感情を思い出しているように思える。そして迎えるパーティーでの夫のスピーチ。夫は妻に記念のペンダントを送り、「人生の選択はまちがってなかった。妻よありがとう」と言い涙をながす。夫は画面から去り、S・ランプリングの顔が大写しになって映画は終わる。スピーチではえーっつ、納得したの?なーんだ、と一瞬思ったが、大写しのランプリングの顔は憂いに満ちている。

チラシは夫の顔が4分の1で表情は見えない、ランプリングは8割映っていて、グレイの目と結んだ唇が映画の内容を物語っているようだ。設定では1962年に夫が25歳なので、制作年2015だと夫は77歳、妻は10代で夫と知り合ってることになっているので70歳位の設定か。するとこの後夫の平均寿命まで10年位は結婚生活が続くわけだ。いや続かないか。監督は42歳である。夫の昔の女性関係に妻の心にさざ波が起こる、というのはよくあるだろう。それが結婚1年目か20年目か45年目か。1年目に起こっても封印し、それが45年目にまた再燃するかもしれない。紹介文を見た時からこの映画は夫とは観たくない、1人で観たいと思ったが正解だった。

場所はイギリス郊外なのか、非常に美しい田園風景に溶け込む毎朝の犬の散歩のランプリングの足の長さよ、実年齢70歳という姿のよさよ。(しかし身長は自分とほぼ同じなのだ)

「さざなみ」公式サイト

「さざなみ」映画comサイト
  監督インタビュー 42歳の監督に老境の夫婦の心情を見透かされる・・

posted by simadasu.rose at 10:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | 更新情報をチェックする
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