2016年07月18日

吉田博展(郡山市立美術館)

吉田博展郡山市立美術館 2016.7.17
7.10の日曜美術館での特集をみてさっそく行ってみました。実は先週までまったく知りませんでしたが、冒頭、ダイアナ妃も自ら買い求め執務室に飾っていたとか、黒田清輝の白馬会に対し旧派と呼ばれるようになって対抗していたとか(このあたりやはり前に日曜美術館で見た五姓田義松を思い出す)、途中から版画を始め、その摺りの再現などをみてとても興味が湧きました。特に版画の水面のゆらぎ。

さて郡山駅。バス停には30人位の人の列。このバス停でいいのか聞いてみると前も後ろも美術館に行く人。ほとんど美術館前で降りたのでした。

会場は年代順になっており、要所での説明版も分かりやすい。水彩、油絵、版画とくるのですが、見終わってみると、水彩が一番いいかなと思いました。スケッチブックなども展示され、ああ、こうやって無数に書いているんだと感慨します。決死の最初のアメリカ渡航とか、白馬会との確執とか、版画を彫っている画像とかを知っているのでよけい感慨深かったのだとは思いますが、1人の画人の一生懸命な生き方が絵を通して伝わってきました。

また、昭和25年に73歳で亡くなってますが、やはり戦時中は従軍画家として絵を描いていました。戦闘機に乗せてもらったようだとの説明がありましたが、日本軍の小さな戦闘機が空中から中国を爆撃している大きな絵がありました。藤田嗣治が戦争画を描いた事で戦後日本にいずらくなったと聞きますが、吉田の場合、英語が話せることで自宅が進駐軍関係者の集う場となっているのです。またマッカーサーも吉田の絵を知っていたとあります。日本洋画界の勢力では黒田清隆に負けたのかもしれませんが、子供や孫も版画家となり自宅で家族に囲まれた写真をみると、生きるように生きた、という言葉がふさわしい気がします。

なんと美術館の庭には、バリー・フラナガンのうさぎが!
Bフラナガンのうさぎ1郡山市立美術館

Bフラナガンのうさぎ2郡山市立美術館

展覧会はこの後、久留米市、上田市、東京と回る。

posted by simadasu.rose at 11:52| Comment(0) | TrackBack(0) | アート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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