2011年04月18日

めし(BSで)

めし [DVD] / 上原謙, 原節子, 島崎雪子, 杉村春子, 小林桂樹 (出演); 林芙美子 (原著); 成瀬巳喜男 (監督) 

原節子が出ていたので見てみました。出だし、ちょっと退屈かな、ああ、生活感のある原節子だ。。と思ったけど最後まで見てしまった。山田洋次の選ぶ家族の映画だけあるのか。

昭和20年代の家族を扱った映画は、動く民俗博物館である。美男の夫・上原謙は家に帰ると、「衣もん掛け」に背広を掛け、浴衣に着替える。奥さんの原節子は、買い物は素足に下駄だ。お隣の浦辺粂子の奥さんとは、藤の籠で買い物。野菜はむき出しだ。四方が網でできたおかず保存棚「かいちょう」(と言ったと思うのだが)からおかずを「丸いちゃぶ台」に出し、「かまど」からごはんと汁の鍋をちゃぶ台の脇に運びよそる。貧乏暮らしを表すためか、ごはんは釜ではなく普通のアルミ鍋で炊いている。夫が会社で食べる弁当箱もなつかしい。白黒で色は無いがきっと黄金色の弁当箱である。背広を衣もん掛けに脱いで浴衣になる、というシーンがなんだかとてもなつかしかった。我が家でも昭和40年代まで日常的な風景だった。

夫婦の間に波紋が広がるが、あくまで美男の夫は妻を愛していて、愛するというより「思っていて」か。原節子の妻は、延々と続く飯炊きに飽きながらも、最後はもとのさやにおさまる。

posted by simadasu.rose at 00:25| Comment(4) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
レンタルで見たんですが、自分勝手な姪しか記憶になくて?結末はめでたしめでたしでしたよね(そんだけかいっ・・・
時間が許す限り、国営の朝ドラを楽しく見てるんですが(笑)
今日なんて15分の間「食事」のシーンだけで13分くらいあった。
たまたまだったかもしれなけど、私が見た日で食事のシーンがなかった日はたぶん・・ない。

電子レンジが登場して台所が変わったのかしら?食事の支度って大変な手間と時間がかかってたんだ、主婦って食事の支度のために存在してたんですよね。
Posted by タネ at 2011年05月10日 23:29
はい、結果はめでたしです。私はごはんを炊いたなべが印象的でしたね。あのなべって普通、ほうれんそうとか茹でたりするのに使うなあ、あれでごはんをおいしく炊くのは至難の技。しかし「いつもいつもごはんのしたくばっかり」って原節子に言わせてるんですよね、昭和26年作の映画で。これ、すごいなあと。

台所革命は、電子レンジより、ガス釜とか電気釜の出現じゃないですか? スイッチひとつでごはんが炊けるのは革命ですよ。しかし映画は美男美女夫婦で、めしも食わないんじゃないかって印象も受けましたねえ。

朝ドラの別な分析でおもしろいのありますよ。↓
Posted by ろ〜ず at 2011年05月11日 00:38
HP,おもしろかった。
「てっぱん」の兄弟、全員高卒だったんだ。

確かに「おひさま」は高学歴、富裕層だわね。
田舎だと女学校進学者が1割もいなかったって聞いたことがある時代に女子師範学校(だっけか)

マイコのファッションがステキ。

やっとのことで予約タイマー付きの電気炊飯器を買ったんですが、いつも買う安い米では全然おいしくなくて、結局ガスで炊いて、保温だけその炊飯器を使ってます。
最近では朝はトーストになっちゃったし、
 ┓(´_`)┏〜
Posted by タネ at 2011年05月13日 00:09
吉川先生の視点はおもしろいですよね。一部現実は違ってるって思うとこもあるけど。

「めし」は電気よりガスの方が美味しく炊けるんじゃないか、っていうイメージがありますよね。私もここ10年以上、朝はパン。だけど夜は100%ごはんですね。”ピーっ”と出来上りをお釜に知らされたら、即食べれば、多少のお米の古さとかはカバーできる気がします。

しかし今日の土曜日、さっきお昼食べたと思ったら、もう夕めしが近づいてきました。。
Posted by ろ〜ず at 2011年05月14日 16:41
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