2016年01月17日

ビアズリーと日本展(宇都宮美術館)

ビアズリー展入場券.jpg 
「ビアズリーと日本」展に行ってきました。
展示は2部構成で、最初にビアズリーの原画や印刷された本の展示、また影響を受けたとされる北斎漫画や日本の文様などの展示、そして「ビアズリー、日本上陸」として雑誌「白樺」や影響を受けたとされる高畠華宵など、大正や昭和初期の日本人画家のイラスト画群で構成されていました。

1部は「アーサー王の死」の挿絵から始まり、友人に宛てた手紙「独力で新しい技法を編み出して、ちょっと日本的なやつだけど、全くのジャポネスクではないんだ」や、日本の文様、北斎漫画の”ろくろ首”が開かれてあり、なるほどー、と感じます。また「サロメ」、美術雑誌「イエローブック」「サヴォイ」 など当時の現物の本で展示されてあり、順を追って絵の変化も感じられました。表示点数も多く、ほの暗い展示室でどっぷりビアズリーの妖しい世界に浸りました。

第2の展示では、日本でのビアズリーの紹介で、「白樺」「学灯」、また大正13年の「婦人グラフ」などもあり、大正末期、白樺の時代はそういう雑誌を手に取ることのできた人たちには広まっていたんだなあと感じます。個人の画家のイラストも多数あり、多くはやはり大正末期から昭和初期の作品で、高畠華宵はもとより、長谷川潔や谷中安規、そして資生堂の広告図案なども並べてみると、これまた今度はビアズリーの影響を感じます。ビアズリーのみの展示でも、もちろん、おお、となりますが、1部、2部、日本とのかかわりを持ってくることで、なかなかに見ごたえがありました。「サロメ」のあの首の図だけでも数人のものがあり、見比べるとおもしろかったです。

ビアズリー展チラシ表.jpg チラシ(表)

ビアズリー展チラシ裏.jpg チラシ(裏)

宇都宮美術館
posted by simadasu.rose at 16:20| Comment(0) | TrackBack(0) | アート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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